2013年8月30日金曜日

Pure White (とうもろこし)

北海道当麻町の物産館から、とうもろこしを送って頂きました。
「愛別温泉に泊まって、原生林に分け入って、岩魚釣りをしました。40㎝の大物を釣り上げての帰りです。道の駅で食べたとうもろこしが美味しかったヨ!送ります」
‘味来’と‘ピュアーホワイト’の2種が入っていました。
生でも食べられるというので、早速かじって食べました。雪印種苗が開発した種だそうです。
優しい甘みと爽やかな香りです。ガッシュガッシュと齧った。

   光りゐて真珠玉かやもろこしは     つるばみ

いつもの好きな食べ方は、半茹でにして、網の上で焼きながら、甘醤油を刷毛で塗りながら焼く。回しながら焼くと好い匂いがしてくる。
小学生の頃の夏休みに、母の実家で五右衛門風呂の焚口に、とうもろこしを入れて焼いたのは、美味しかった!
トウモロコシの粒が、焦げて弾けた!


2013年8月29日木曜日

遠音近音

展覧会を出て、食事をしましょう!と、2階の‘ロブション’の素敵な店内を覗いただけで、銀座へ移動した。
‘遠音近音’は昼時なので満席、カウンターにした。
鯛の刺身、天麩羅(穴子・小鰯・キス・蛸・野菜)、ひじき、飯、味噌汁、漬物の膳は、上品な味でした。¥1050.也。
1時半を過ぎると店内は、あらかた空いてきて、板前さんが目の前で鱧の始末を始めた。骨切包丁が凄い!
褒めていたら、小鉢に一切れづつを、そっと出して下さった。

鯛を3枚におろして、皮にサッと湯をかけて、氷水に晒し、反り返ったのを盛り付けるのを‘松皮鯛’といって、祝い事の時に出すそうです。
「私たち子供の頃は、瀬戸内の鯛を、母がそうしてたよね!」と言い合った。
四丁目の和光6階の催し場で、スペインの家具を見た。皮の色と艶・止めの鋲が好い。ショーウインドーにも椅子が飾ってあった。
五丁目の‘マリアージュ フレール’で、様々な紅茶とベリーフルーツの甘い香りを吸い込んだ。
‘アシックス・ウオーキング’で、O脚の為のインソールを購入。
思いがけずに、おみやげに京都西利の漬物とメゾンカイザーのパンを頂いた。

美味し~い!

2013年8月28日水曜日

「御所の花展」 安野光雅(1926~)

日本橋高島屋で今日から開催されているので、友人と鑑賞に出かけました。
天皇皇后陛下の住まわれている御所(吹上御苑)の周りには武蔵野の自然や原生林が残されています。
「皇居の自然は、自分たちのものではない。」というお考えで、折にふれて紹介されているけれど、二年間かけて、安野氏が写生され本になりました。
130点の水彩画は、春夏秋冬の野の花々、木々の花や実で、埋め尽くされていました。



春・コブシ、トサミズキ、カタクリ、エビネ、ヤマボウシ
夏・ヤブラン、ホタルブクロ、被災地のヒマワリ、ノカンゾウ
秋・オミナエシ、ワレモコウ、ガマズミ、シュウメイギク
冬・シナマンサク、サンシュユ、コウバイ、ハクバイ
美智子さまに贈られたバラや葵の紋に使われたフタバアオイや古代ハスも描かれていました。
自然を写しているようで、それだけではないように思えた。
映像の中で「花は自分が美しいことを知っているだろうか?他の花が自分よりもっと美しいと思うのだろうか?較べたりはしないだろう!あるがままの姿です。」と。

   あるがまま生きる日々なり夏終わる  つるばみ

2013年8月24日土曜日

セルリアンタワー 東急ホテル

コンサートが終わって、外へ出ると、雨が降った後のようだった。
ケヤキ並木を歩くと、木の葉から水滴が落ちてきた。
「また豪雨だったのね!」と三人で話しながら渋谷へ出た。駅から5分ほど道玄坂の方へ歩いて、セルリアンタワーでお茶にしました。
東急本社跡地に2001年に建った、渋谷で一番高いビルです。
三人は、40年前に子供達が、幼稚園・小学生の頃のママ友達で、今も年1回くらい会う。
昔と同じ口調で、話が次々とあり尽きない。
「夕飯は用意してきた?」「アッ!それは主人が作るから大丈夫!」皆な同じ状況のようだ。「助かるよねえ!」
もう一つの発見は、3人の夫とも、歯が28本あることだった。
私たちは、1・2・3本と各々抜けていることも分かった。
Mさんが、「主人は、南区の歯のコンクールで優勝したのよ!」と言っていた。
「うちも80歳になったら出場するように薦めよう!」と話した。
帰り際に、コンサートの折に携帯電話をマナーモードにしていたので、トイレで復活させた。
Mさんの画面に、今夜の夕飯の写真に添えて「玄関の鍵開けておいて呉れて有難う!」というメールがきていた。
「あれエ?鍵かけ忘れてきたのかしら?」と 首をひねっているので笑った。

オーボエ サロンコンサート 及川寛繁

ライプティヒ交響楽団の首席オーボエ奏者として活躍しておられる及川氏が、夏休みで帰国されて、今年もコンサートを催されました。
ピアノは垣内敦さん・ファゴットは山田知史さんで、お二人とも音大を出られた後、ドイツで学ばれ活躍されています。
及川氏は、いつも初心者にも分かるように、曲の説明をして下さるので、演奏会の後、満足感があります。
最初に、C.P.Eバッハ(J.Sバッハの息子)作曲のソナタを、三人で演奏された。
これは、18世紀半ばの絵画で、真ん中でフリードリッヒ国王がフルートを吹いていて、チェンバロを弾いているのが、C.P.Eバッハです。右端の壁に寄りかかって聞いているのが、J.J.クヴァンツで、国王のフルートの先生。
二人は、この時代の楽器の奏法を書き残し、今も貴重な資料として、重要なものだそうです。
また「アリとキリギリス」(ドラティ作曲)・「春の海」(宮城道雄作曲)という情景を、楽器で表現している曲も繊細でよく判る。
圧巻だったのは、F.プーランク作曲オーボエ、ファゴット、ピアノの為の三重奏でした。
C.サンサーンスのソナタを聞きながら、「そろそろ暑かった夏も終わるのだなア~」と沁み沁みしました。
ロビーで、若くて美しく賢そうな奥様に、ご挨拶したら「blog 時々読んでいますヨ」とおっしゃって下さった。

2013年8月22日木曜日

鏡の中

夏休み中の写真を整理していて、オヤッ?と思った。
ベーカリーレストランでランチをした時に、子供達を撮ったのに、正面に写真を撮っている自分が写っていた?
壁に鏡が貼ってあったのか!と写真を見て気付いた。
JAFの割引券があったので、コースが安くて、パン1袋のお土産付。パン食べ放題・空豆のスープ・オードブル・ハンバーグか魚か鶏を選ぶ・デザート・コーヒー。
てき面、その日は、4人とも夕食が進まなくて「又、4人でランチしたな!」と言われてしまった。

2013年8月19日月曜日

満月の盆踊り

今年の8月18日は満月だった。
盆踊りの太鼓の響きを聞きながら、汗を拭き拭き綿菓子を売りました。
夕方から太鼓クラブの子達の披露があって、7時から盆踊りの曲が流れ始めると、近隣の踊り手たちが輪に入ってゆく。
子供達も浴衣を着せてもらって嬉しそうです。

相馬盆歌・秩父音頭・川口小唄・好きになった人・沖縄の唄(名前はわからない)・炭坑節と順番にかかっていた。

「月が出た出た月がでたあ~ヨイヨイ」と唄われるように、本当に印象的な月の出でした。



生きてゐてこその今宵や盆の月     つるばみ

綿菓子

近所の夏祭りが、土、日曜日の二日間で行われました。
出店を許されて、シニアクラブでは、一画を借りて、フリーマーケットと綿菓子を売りました。売上をクラブの資金にせねばならない。
担当になったので、準備し、作って売りました。
二日間とも、近頃よく来る突然の豪雨に襲われることなく、けれど強風に悩まされながらも、無事に終わった。
可愛いお客さんたちが、綿菓子のできるのを、じっと待っている顔が可愛い!
自分の顔より大きいのが嬉しい。
夏祭りの綿菓子作りを何十年も担当してこられたTさんに作って頂いた。私たちでは、大きく丸くフワ~ッと出来ない。合間を見つけて、差し入れのかき氷や西瓜、夕食の焼きそばや稲荷寿司を食べた。
熱中症に気を付けて、時々水も飲んだ。
作っていくうちに、容器の周りに、綿状に付くので、手で撫でながらはがすが熱い!時々片栗粉で拭っていく。竹筒で、ザラメを注ぎ込む時弾け飛んだりする。
ずっと立ちっぱなしで、足の裏が痛くなった!
綿菓子は、211個作って、売上¥21,100- からザラメと割り箸代を引いて、純益¥19,124-でした。
皆様ほんとうに有難う御座いました。

2013年8月16日金曜日

ケフィア

食器棚の引き出しを整理していたら、ケフィア菌(粉末)の一包を見つけた。
食紅やごま塩や山椒やサフランの小袋を入れた中にあった。
ケフィア菌一箱を買ってから、随分経つので使い切ったと思っていた。
牛乳1ℓに1包を入れて、夏場ならば1日でヨーグルトが出来上がる。食べ終える頃、50cc残して、それを種菌にして、牛乳を注ぎ、再び作れる。時々瓶を揺すった。
コーカサス地方で、山羊の皮袋に乳を入れて作られてきた。扉にぶら下げて、揺れたり、揉んだりして熟成を助けたというのが、面白い。
酸味が強く、消化を助ける。コレステロール値を下げる。
今朝は、ヨーグルトが酸っぱいので、餡を入れた。

2013年8月15日木曜日

別れ

松本に住む、もう一人のおばあちゃんの家へ行く孫たちを新宿駅まで、見送りに行きました。
12日の新宿発‘あずさ‘は昼過ぎまで、どの便も満席でした。
ペルセウス座流星群が、松本の夜空ならば、はっきりと見られるだろう。数日前に、プラネタリュームで、星のことを教わっていた。
あずさの座席に落ち着いたな!とホームから見ていると、上の孫が、顔を覆って静かに泣いていた。大きくなったのだなあ!と思う。
昨夏は、あまりに激しく泣くので、松本まで付いて行ったっけ!
それ以前も東京駅で暴れて、泣いて困ったっけ!
これまで私は、何度も別れが悲しくて、泣いたこと事はあっても、泣かれた経験はなかった。
年取ったご褒美かな?嬉しい!

空襲の事

私の故郷は、軍港のあった町だった。
沢山の戦艦を作った造船所と海軍工廠があった。
戦艦大和も此処で作られた。
終戦の年、3月と7月に2回と、3回の爆撃で、港は壊滅状態になった。
瀬戸内海の小さな湾に面した町は、山に囲まれた、暖かく穏やかなところです。
昭和20年7月1日の未明から2日の朝にかけて、B29が襲来し、焼夷弾で市街地の大半が焼けてしまった。
毎晩のように‘空襲警報発令のサイレン’に、皆なモンペをはいて、枕元には防空頭巾と下駄を重ねて、いつでも飛び出せるようにして寝ていた。
小学校へ入る前だけれど、通っていた教会の幼稚園は、もう1年前から閉じていた。
夜中、母に起こされて、近くの防空壕へ3歳の妹と、近所の方々と入ったけれど、「火が迫ってきたぞ!」と 叫ぶ人がいて、母は、妹を背負い、私の手を引いて、山へ逃げた。途中、防火用水桶の水を頭から浴びながら。火の粉が降っていた。
夜が明けて、飛行機の爆音も去り、静かになってから家に帰ってみると、家の辺りは、幸いにも焼け残っていた。
しかし、焼け出された親戚や知り合いが、暫く一緒に住んでいたように思う。
8月15日を境に、電灯にかけていた覆いを取り、「明るいねえ!」と母が言ったのを思い出す。戦争に行っていた父は、いつ頃帰って来たのだろうか。
終戦から1か月後、枕崎台風の洪水に、町が襲われ、2000人近い死者が出た時には、父はまだ戦争から帰ってきていなかった。
小学校のクラスには、父親や親族を亡くした子が多かった。「中学生になったら、お国が靖国神社へ連れて行ってくれる。」という話をしていた友達もいた。

醗酵食品

今日は、終戦記念日ですし、お盆の中日なので、静かに朝食を食べた。
静かな理由は、孫たちが帰って行ったのが本当の所です。
茄子の糠漬けの紫色が美しい。西瓜の皮も美味しい。セロリのピクルスも常備している。一株98円で、葉っぱまで漬けてしまうので一瓶作れる。



朝から麹菌・乳酸菌・酵母菌・納豆菌のお世話になっているなあ!と感嘆する。お昼のおやつは、冷やし甘酒です。夜はお酒。
身体の中には酵素が必要と、近頃よく聞く。
ジャカルタの強烈な臭いの市場で見かけた‘テンペ’を食べなかった事を、今更ながら思い出した。
テンペは、真っ白いカビに蔽われた大豆の塊で、バナナの葉で包まれて売られていた。

2013年8月9日金曜日

インゲン

5月の初めころ、野菜の苗を植える頃に、ミニトマトとインゲンを、花壇の端の方に植えました。皆よくわからなくて、Yさんに教わりながら見守ってきました。
トマトの脇芽を取るのは大切と、脇芽欠きも教わった。土や肥料は大切で、場所によってインゲンのできが全く違っている。
7月から、トマトが次々赤くなって収穫して、花壇の人達と食べました。
今日は、インゲンとミニトマトの収穫体験をさせて頂いた。




2013年8月6日火曜日

原爆忌

今日、広島は68回目の原爆の日を迎える。
毎年、平和記念公園で、式典が行われます。
世界の国々からも代表が参列します。
http://scorpion904.blogspot.jp/2009/08/blog-post_06.html
許すまじと心に誓う原爆忌     つるばみ

妹からメールがあり、「町内放送で、黙祷のサイレンが鳴ったので、中断します。」と書いてある。
そのメールに、今年の墓参りに供える‘盆灯篭’の写真を添付してくれていました。
彼女は、もう十数年、毎日写経をしています。
今年は、灯篭に般若心経を書いてくれました。

2013年8月5日月曜日

神宮球場

地下鉄銀座線の外苑前から上がり、人の流れに混じって神宮球場へ向かいました。
夕食は、上野広小路の‘すしざんまい’のトロで腹ごしらえしたので元気だ。
チケットを発券してから、カープ側の席へ着くと、目の前に三塁ベースが見える。
家族でナイター見学って!何十年ぶりだろう!と話し合った。
試合開始前は、派手にチアーリーダーのダンス!モリゾウとキッコロのやりとり!ディスクジョッキー風のアナウンスも雰囲気を盛り上げている。
ヤクルトの応援団も纏まっている。みんな素直だなあ!と感心した。
一回から点を入れていった広島は、バリントンがよく投げ抑えて、楽しい展開となった。
ピッチャーのボールが、一直線にミットに吸い込まれるスピードに魅せられた。
松山の打線は好調で、6打点の大当たりだった。
応援はカンフーバットを買ってもらって、叩きながらした。どうも周りよりも半拍遅れる。
隣の席の娘さんが、バッターボックスに入った堂林をスマホで撮っては、母親に送っている。どうやら母親の教え子らしい!「お母さん喜ぶわ!」と言っていた。そしてビールを何杯も飲んでいた。
5回が終わった時に、暫し花火が揚がった。
ビールの樽を背負った可愛い娘が、左手に折り畳んだ千円札の束を高く上げて、振りながら来る。面白い!健康な明るい笑顔で美人ばかり!面接があるんだろうなあ!
最終回キモを冷やしたけれど、なんとか終わって、歩いて信濃町へ出た。ホームでも写真を撮りました。