高度600M位まで下がると、高速道路の車もビルの窓も船が水脈ひく様子も、はっきりと見えてくる。海から回り込んで街を見ながら福岡空港へ着陸した。6ケ月と3歳半の子がいる娘一家が、名古屋へ転勤になったので手伝いに行った。
博多弁は可愛い。「おばあちゃん!これ欲しいと?じゃあ半分上げるけん!」と愛らしい。3月7日(土)からの福岡市地下鉄のICカードの名前も「はやかけん」と可愛い。
もう一度、能古島(のこのしま)へ行きたかったけれど、忙しくて行けなかった。渡船場から10分で渡れる四季折々の花の島。今頃は菜の花が咲いているだろう。以前行った時に、島の小高い広場に‘のろし台’があった。防人が島からの通信手段として、のろしを上げ太宰府の国司に情報を送ったと聞いた。今一度尋ねて太宰府の方向を眺めたかったなあ。 博多最後の夜は、予約してもらった‘もつ鍋’を美味しく頂いて、中洲川端の屋台を見学した。春吉橋から見ると川面に、様々な明りが揺れて美しい。そこから趣を変えて、グランドハイアットホテルのバーへ落ち着いた。緑色の瞳のハンサムなアメリカ人が、ガラスのグランドピアノを弾きながら、語るように歌っていた。モンティの瞳に似ていた。映画「いそしぎ」の「theshadowofyoursmile」を久し振りに聴いて、映画の中のカリフォルニア海岸の風景や‘いそしぎ’の鳴き声をも思い出した。
写真が又、横に90度回転してしまった。おせち料理が回転したのは良いとして、もつ鍋がひっくり返っては、火傷をしてしまうなあ。
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