2013年11月30日土曜日

パッチワークキルト

ご近所の方々を誘い合って、近くの市民館の‘キルト展’へ出かけました。
ホールには、沢山の作品が展示してあり、お客さんも多かった。
女性は針仕事が大好きです。事情が許せば、陽当りの良い部屋で、静かにチクチクと針仕事がしたいが、もう体力気力視力が覚束ない!

2m×2mのタペストリーがあちこちに掛っていた。代表の駒井先生の着物の古布を使った作品が、光っていました。
先生は挨拶したり、説明したりと忙しそう!腕もたつが、口もたつ元気盛りの人だった。50歳台だなア~良いなア!
ヨーロッパの寒冷地で、布と布の間に薄く綿を入れて、保温性の高い洋服を作った。日本にも丹前や布団やちゃんちゃんこがある。布は大切で、接ぎ合せて何度も使う。着物も古くなると、縫い直し、布団や座布団にも姿を変えている。刺し子で布を補強したりもする。
移民と共に米国へ渡り、広まっていき、女性の仕事だった。
パッチワークキルトというと、‘赤毛のアン’に登場するレイチェル・リンド夫人を思い出す。村の裁縫の集いを切り盛りする働き者で、噂好きです。
持ち寄った小布を接ぎ合せる作業を、お喋りしながらの楽しい作業!
今は芸術作品になってきているけれど、色・形・構図を工夫する作業は楽しいです。
窓際にウサギのぬいぐるみが、耳を立てて並んでいました。
窓の向こうは、蕨城址公園の紅葉です。

2013年11月29日金曜日

舟山公園

大木ばかりの公園で圧倒されてしまった。
小高い丘が後ろに控えて、それに沿って横に長い公園だった。

斜面林というのだろうか。階段がつけてあり、登っていくと一層木々の大きさが感じられる。


「早く行かないと散ってしまいますよ~」と言われて来てみたけれど、やはり落ち葉が、あちこちに積もっていた。

スニーカーで、ザッツザッツと踏んで歩くと落ち葉の匂いがしました。



武蔵野や落ち葉にありし陽の匂い   つるばみ

散歩

浦和の舟山公園を目指して、京浜東北線ぞいに歩いて行くと‘ゴリラ公園’があります。
その上を外郭環状線が走っていて暗くて、ゴリラがギョッとするほど怖い!
名前はビッグジョーで、身長は4mだそうです。時々幼稚園の子たちが来ていたり、小学生が「じゃあ、ゴリラ公園に集合ね!」と人気がある。ゆるやかな高低がつけられていて、自転車のモトクロスコースにもなっていて、日曜日には試合もあるらしい。
20 年前頃、仕事仲間と時々行った喫茶店は、まだあるかしらん?と思い探してみた。
舟山公園の先にあり、当時、コーヒーに果物が付いているのが嬉しかった。今も焼きおにぎりをスープに沈めたのがあるとか!

けれど、木曜日だから休みだった。
「こんなに小さな店だったかしら?」すっかり忘れていた。まだあったのだ。
住宅地の中の小綺麗な店です。
途中で‘イノコヅチ’を見つけたので、少し摘んだ。冬休みに子供達が来るので、投げっこして遊ぼう!

 いのこづち散歩道より連れて帰し   つるばみ

2013年11月28日木曜日

子福桜 (バラ科)

‘さくら公園’に入ると、桜の花が咲いていました。
十月桜かしら?と撮っていたら、年配の男性が寄ってきて「八重咲の十月桜だよ!花弁がハートだ!」と自慢そうに説明してくれました。
「ピンクと白色の花があるけれど、咲き分け桜ですか?」と質問すると、咲き始めは、緑から白へそしてピンクに変わるから、色が混じるのだとか。
10月から春ころ迄咲いていて、小さな実が生るそうです。
公園には、鬱金桜・普賢象桜・沖縄桜・アーコレイド桜など、珍しい桜を植えてある。
アーコライド桜は、紅山桜と小彼岸桜を英国で交配し、日本へ入ってきたとか。4月と10月と年2回咲くそうです。
公園の周りに‘さくらんぼのなる木’が、植えてあり「近くの幼稚園から2回もぎにきたよ!」と嬉しそうに話して、大学ノートを取りに行かれた。
時間と気温がきっちり記録してある。
温度計の傍にカマキリが卵を産み付けていた。
「私がパッションフルーツを植えたんだ!沢山生ったよ!」と嬉しそうだった。大きなプランターに植えたものが、蔓を伸ばして、数えきれないほど生っていた。
話すと煙草の臭いがした。

桜の紅葉ともう一度‘子福桜’を眺めて、お礼を言って公園を出た。

2013年11月24日日曜日

ティールーム コチチカ

追記; http://scorpion904.blogspot.jp/2012/03/blog-post_10.html

写真の整理をしていたら、以前 blog に上げていました フルーツティーの写真が出てきましたので、再び上げてみました。
やはり、反転がうまくいかない。
追記の空欄をクリックしてみて下さい。

2013年11月23日土曜日

小林槭樹園

「突然なんだけれど、午後おひま?もみじを見に行かない?」とT子さんから電話がかかってきた。
「ヒマヒマ!イクイク!」と返事して、急いで焼うどんを作って、腹ごしらえして12時に出かけました。
駅から30分バスに乗って‘植木の街安行’へ。
空は晴れ上がり絶好の紅葉日和ねエ!と言いながら。
バス停は‘埼玉県花と緑の振興センター前’です。
全国でも珍しいカエデ専門の植木屋さんだそうです。江戸時代から趣味で集めてきて、3000坪の敷地に400種あるそうです。
出荷先は、寺・神社・霊園・庭園・一般家庭とか。
自由に出入りして良いらしい!
あちこち踏み荒らすだろうに、太っ腹だなあ!


接ぎ木・交配・実生からも育てて、新種を作ったりしておられるらしい。
しだれモミジも作られたそうです。大木だった。
葉が細い、黄色い‘ウコン’というのが珍しい。
今度は近所の方々を案内しようね!と言いながら帰った。
何しろ、バスの便が1時間に1本だから。
近くに、江戸時代の伊奈氏の赤山城跡があり、寺も多く、一輪草の群生地もある。
T子さんと小林さん有難うございました。

2013年11月21日木曜日

ティールーム KOCICIKA

鎌倉には切通しが多い。そして狭い。
海を前にして、三方山に囲まれた自然の城塞都市の逃げ道に、切通しがあちこちにある。
狭ければ封鎖も容易であろう。夜、この道で二本差しの侍とすれ違ったら怖いなあ!と思う。
釈迦堂切通しの坂を右に見て‘ココチカ’さんに着きました。
月火曜日は休みだけれど、午後開けて、撮影させて頂けるように、頼んで下さっていた。
マダム岡野は、商社勤務のご主人と一緒にパリ・チェコに駐在して、ヨーロッパ各地の食器・置物を持ち帰られたそうです。‘コチチカ’とは、チェコ語で‘猫柳’とか。待っていた春の猫柳の銀色の芽が、お好きなのかしら?
応接間に通されるように、お店に入りました。
夫々、コーヒー・ロイヤルミルクティーを頼んで、女性はフルーツティーを頼んだ。
真っ白いエプロンが似合うマダムが「遠慮なくお撮り下さいね!食器も出しますから仰って下さいね!」と テラスへ出る扉も解放された。小春日和の優しい風が、滑川から入ってきた。
チェコやヴェネティアのグラス類・窓辺の人形。「クリスマスグッツもだしてみました。」とも。
トイレの可愛い物たちを見ていると、なかなか出られない。
七人の小人を見ていたら、一人何処かに出かけていた。部屋の中なので、露出補正を変えてみたが、表に出せる写真は撮れていなかった。切り取りも大胆にできない!やはり貧乏性だナと思った。

2013年11月20日水曜日

道草

小町通りを横に逸れて、若宮大路に出ると、七五三参りの親子の着物姿があちこちに見られた。
雪ノ下郵便局のそばの‘アトリエ バニラ’のロールケーキを、参加出来なかった友人の為に求めました。何も考えていなかった私は、先生の心配りに感動です。
一番人気は‘カラメル味’らしい。店の床のタイルは、長年踏まれてるので良い感じだ。
少し行って、紅谷の‘クルミっ子’5個(630円)をうちの為に買いました。
右の方へ逸れて浄妙寺の方へ歩いた。足の速い人もいてバラバラになりそう。途中、美味しい干物屋さんの屋上にネットが張ってあって、T子さんが「あそこで干すのかしら?」と言った。
滑川の橋の上から淵を見ると、大きな鯉がうじゃうじゃいる。水も空気も澄んでいた。
住宅地の中を流れて、由比ヶ浜へ流れ出ている滑川は、細い川だけれど、護岸工事がしっかりしているし深い。両岸の家から張り出した木々が、紅葉していました。
鎌倉の興亡を見てきた川だなア!と思った。
道草をくいながら歩くのは楽しい。少年の頃は道草して遊んだであろう彼らは、長年、勉強と仕事一本やりの真面目な習性で、さっさと目的地のベンチに座って、ニコニコして待っていらした。

2013年11月19日火曜日

鎌倉野菜の即売所

「以前に鎌倉野菜の即売所へ行きましたっけ?」とsusumu 先生が聞かれた。
「行ってませ~ン!」と皆が答えたので 「では、つい其処だから寄ってから、食事にしましょう!」と仰った。
東口から5分歩いて行った。お客さんが台を覗きこんでいた。7軒くらいの農家の方々が、自家のものを並べている。温野菜にするように、種々取り揃えて盛ってあるので、1袋買えば楽しめる。珍しい野菜も新鮮でおいしそう!朝8時から日没まで。正月のみ休み。
数日交代で農家さんも入れ替わるらしい。一期一会だなあ!
冷やかしただけで市場を出た。スミマセン。
昼前だけれど、早く行かないと、小町通の‘秋本’は満席になってしまう。
‘しらす丼と鎌倉野菜てんぷらの盛り合わせ御膳’を食べました。
満足して店を出ると、お客さんが、ずらっと並んだ椅子に座って、行儀よく待っていらした。

錦秋

北鎌倉の駅を出て、すぐ左手にある‘菓匠こまき’へ連れて行って頂きました。
夕方には無くなるので、予約の電話を入れて下さった。
今月の菓子は練りきりの‘初霜’です。一日一種類だけ作られるそうです。上にかかった細かい白いキラキラが霜のようにみえた。
のれんを分けて店に入ると、すぐに壁の「錦秋」が目につく。
紅葉の美しい季節!正にこの頃の言葉です。
Fさんが、「この菊の名前は?」と聞いていると「さ~?池の畔の白菊ですよ!」と清々しい娘さんが言った。
「この文字は、建長寺の前管長が書いて下さったのですよ!」と奥さんが言われた。
建長寺へも菓子を納めておられるのだろう。
窓に寄ると、白鷺池と秋の夕方の風景が広がっていました。

2013年11月17日日曜日

自衛隊音楽祭り

「主人の都合が悪く、行けなくなったので、ご一緒に如何ですか?」とY夫人が誘って下さった。
夜の部を頼んでいたけれど、午前の部のチケットがきたらしい。
いつもオシドリのようなご夫婦なのに、私なんかで良いのかしら?でも嬉しい!
地下鉄九段下駅を上がると、目の前が武道館です。
キリリとしたイケメンの隊員の方々の滑らかな誘導に従って席に着いた。思えば、防大2期生のY氏も若い頃は、素敵だったろう。今も気は優しくて力持ちです。
防衛副大臣の挨拶の後、陸・海・空自衛隊音楽隊の「英雄の証」で始まりました。

陸上・在米陸軍・防大儀仗隊・タイ王国陸軍・米海兵機動部隊・海上・自衛太鼓・航空の演奏は、2時間息もつかせぬ見事なドリル演奏でした。
今人気沸騰中の海上自衛隊の歌姫 三宅由香莉(3等海曹):ピアノ太田紗和子(2等海曹)の「海のおかあさん」が響いた。
航空自衛隊のドリル演奏は際立っていた。女性が多い。
防大のドラムメジャーも女性だった。圧倒的な男性社会へ飛び込む勇気!と思うのは、もう、ずれているのかもしれない。純粋に演奏と様式美を楽しんだ一日でした。
最後には、全部隊の合唱「花は咲く」。 退場時の演奏は「東京オリンピック(1964)ファンファーレ/マーチ」でした。
次の東京オリンピックを元気で見たいな!と思う。

2013年11月13日水曜日

上野の森

広大な敷地に、いくつもの美術館・博物館・動物園・芸大・上野高校・子規記念球場・五重塔・古墳などがあります。
友人の書を見に都美術館へ仲間と出かけました。
「黙々と聳える杉木立一本の裸木雪降る日の静寂」東山魁夷の文章を、見事に書き上げていました。
今回の作品は、詩文の他に俳句が多いように思った。
俳句結社「未来図」主宰鍵和田柚子とのコラボや中・高校生の書もありました。若い人達は、中国の古典漢字が多い。ここから学んでいくのだろうか?
ランチしてお喋りした後、国立博物館へ行こうとして、月曜日に気付いた。あ~残念!
散歩した後に、お茶して帰ろうかと、‘韻松亭の喫茶去’へ向かうと、三時からでした。あ~残念!
ここには麩饅頭がある。
不忍池へ降りて行く途中の花園稲荷神社へお参りした。
江戸時代は穴稲荷と言って、キツネの住処を祀ったらしいけれど、明治になり名前が変わったそうです。
今は静かだけれど、この場所は、彰義隊との最後の激戦地だった。
だらだらと降りて不忍池へ行くと、池は一面枯れ蓮ばかりだった。
渡り鳥ももう来ているのだろうが、姿が見えなかった。

2013年11月12日火曜日

隼人瓜 (うり科)

「畑で採れ過ぎたから貰って!」と野菜を頂いた。
その中に隼人瓜があった!早速塩揉みして、夕食に出したら「青臭くてまずいなあ!」と言う。
この新鮮な歯ごたえと緑の匂いが良いのに…!
やはり一塩して味噌か酒粕につけようと思った。
名古屋の奈良漬があったので、本職が漬けた濃い飴色の瓜は食べて、残りの床に漬け込みました。
隼人瓜は、熱帯アメリカ原産で、鹿児島から入ってきたので、隼人と呼ばれてきたらしい。
サラダや炒め物や煮物で美味しいそうです。
半分に切るとすぐにベトベトの液が出てくる。それを擦り合わせて洗い流して、アクを取る。キュウリのヘタを擦ってアクを取るのに似ている。
この緑色は、ベトナム・仏共同制作映画「青いパパイヤの香り」の中の、‘未熟なパパイヤの炒め物’を思い出させた。

2013年11月10日日曜日

文化祭

9日・10日と近くの公民館で、文化祭が行われた。
11月の文化の日の頃に、あちこちで開かれています。
公民館は、地域の人々の為の様々な定期講座や運動や娯楽の場を提供しています。
一年間の行事をまとめて発表会のようなもので、賑わいます。
昨日は、コーラスの発表を聞きに行きました。スクウェアーダンス・カラオケ・太極拳や近所の高校のチアーガールのデモンストレーション・日本舞踊もあり賑やかです。
‘手量りをしてみましょう!’というコーナーでは、野菜などの量を量っていた。
外の広場にはテントを出して、おでん・餅・綿菓子・豚汁の店も出ている。
Y子さんは、お茶の教室をしていたので、以前はお茶席も設けていたが、今は教室がなくなったのでない。腕っこきの写真展示もありました。
近頃グランドゴルフのグループが出来たので、勧誘していました。
公民館の正面玄関を、S子さんの大きな活け花が華やかに飾られていた。実家の庭から、車で運んできたという野菊と南天の実が見事です。
事務所は市役所の職員が常駐しているが、運営は市民の方々が相談しながらしておられる。

10月に‘初心者の為の中国語講座’を4回受けました。
脳が劣化したゴム状態の私は、何も憶えていないけれど、上海出身の先生の話は、日本人と中国人の考え方の違いを際立たせるものだった。
料理の名前を沢山聞いたので、ノートを持って、上海へ美味しいものを食べに行きたい。