2010年5月30日日曜日
めかぶ蕎麦
新宿にあるビルの一室で、‘旅の基礎英会話教室’を受けた。発音・単語力・yesかnoか・度胸という話だった。
度胸はあるのだけれど、私の発音は通じなくて困る。
お昼はビルの地下の食堂街で食べた。背広姿の人々・お財布を持ったOLさんでいっぱいです。店先には、弁当やサンドイッチを積み上げて売っている。こんな風景の中に居るのは初めての経験です。夕方からは酒場になるのかなあ?面白いので、あちこちの店を覗いて歩いた。
朝、ビルの案内図を見ていたら、「何処を探しているの?」と声をかけてくれて、親切に教えて下さったコックさんが、お寿司屋さんのカウンターの中で、忙しそうに働いていた。お客さんがいっぱいなので、入るのを止めた。
信州蕎麦屋のウインドウの‘めかぶ蕎麦’が珍しいので、決めた。‘そば茶’を飲みながら、‘蕎麦’を揚げたのをポリポリ食べながら待っていると出てきた。お客がいっぱいなのに早い!割り箸ではなくて、素敵な塗り箸だけれど、‘蕎麦’と‘めかぶ’が逃げ回って往生しました。
2010年5月29日土曜日
オリーブ(モクセイ科)の花
2010年5月26日水曜日
パルケ エスパニア
名古屋から近鉄特急で2時間で、鵜方駅に着く。駅前から15分くらいバスで丘に向かって走ると‘志摩スペイン村’に着いた。
馬に乗った‘ドンキホーテの銅像’が出迎えてくれた。
ホテルに荷物を預けてから、遊園地へ出かけた。
いろんな乗り物に待たなくて乗れるので 「いっぱい乗れて良いね!」と 言いながら次々と走り回った。
‘くるみ割り人形’のアトラクションでは、イルミネーションもきれいだけれど、物語と音楽が素晴らしくて「もう一度!」と云うのを説得して、フラメンコショウへ入った。
ビゼーの歌劇「カルメン」の‘ハバネラ’とともに、カルメン・ドンホセ・エスカミーリョ・タバコ工場の娘たちの踊りで始まり、2場25分間の息もつかせぬ迫力のフラメンコだった。
広い敷地の奥に、宣教師フランシスコ・ザビエルの育った‘ハビエル城’が建っていて、中にはスペイン2000年の歴史が展示してある。‘アルタミラ洞窟の壁画’の実物大のレプリカがあり、興味深かった。
泊ったホテルは、アンダルシア地方の感じの建物で装飾も素敵!あちこちに、ピカソの複製画が掛かっている。
夜は、やはり‘スペイン料理’を選んだ。牛バラ肉の煮込みとソースがメチャメチャ美味しい!
2日間のチケットだったので、翌日も目が回るほど遊んだ。パレードの中心は、スペイン人なので、見物の客も巻き込んで踊るサービスだった。
近くで見ると、やはり‘異人’さんだなあ!と思った。
2010年5月25日火曜日
樂歴代展
2010年5月24日月曜日
微塵唐草
「京都へ行くならば‘うるわし屋’さんに寄って見てね!」と、ご近所のMさんが教えて下さった。
京都御所の南、裁判所を東の方へ歩くと、窓から漆器や銀器やガラス器や陶器が見える。
江戸後期から明治の初め頃のものを集めてあるそうです。‘こんな感じの物が、生活の中に少しあると好いな!’と思う。
スタイルもセンスも良い女店主が、枝ぶりを気にしつつ壷に投げ入れで活けていた。
‘みじん唐草の豆皿’が気に入った。裏には‘成化年製’と書いてあるので、1760~90年の間のものだろう。呉須の染付けが柔らかく、繊細に描きこんである。
小振りの茶碗が気に入って、手に取って迷っていたら「蛍が飛んでいるのですよ!」と 上品な店主の一言で買うことにした。書きこんである草の葉が揺れているようです。
1歳児のレッスン
ヤマハ音楽教室へ出かけるというので、1歳8ヶ月とママについて行った。ビルに近づくと、もう判っているらしく、エレベーターの方へトコトコ走ってゆく。防音装置の分厚いドアーの中へ入ると天井は高く、絨毯が敷いてあって、10余組の母子が輪になって座っていた。
表情豊かな綺麗な先生が、一人一人の名前を呼ぶと手を挙げて 「ハーイ!」と返事する。グランドピアノの周りに抱っこして集まり、‘エリーゼのために’を弾くと、弦とハンマーの動きを見る児・よそ見をする児。3分くらいで飽きないうちに絨毯の上に戻る。歌う・小さな楽器を叩く・吹く・絵本を読みながら歌う・赤いモールの紐を、皆で掴み輪になって振る・寝っ転がって体操する。
母子は夢中になって集中している。
見学しているうちに、私自身が10年後には、こんな風に遊んでもらうのだろうなあ!と重ねてしまった。
そうこうするうちに40分間は、またたく間に過ぎて、母と子はニコニコしながら帰って行った。
表情豊かな綺麗な先生が、一人一人の名前を呼ぶと手を挙げて 「ハーイ!」と返事する。グランドピアノの周りに抱っこして集まり、‘エリーゼのために’を弾くと、弦とハンマーの動きを見る児・よそ見をする児。3分くらいで飽きないうちに絨毯の上に戻る。歌う・小さな楽器を叩く・吹く・絵本を読みながら歌う・赤いモールの紐を、皆で掴み輪になって振る・寝っ転がって体操する。
母子は夢中になって集中している。
見学しているうちに、私自身が10年後には、こんな風に遊んでもらうのだろうなあ!と重ねてしまった。
そうこうするうちに40分間は、またたく間に過ぎて、母と子はニコニコしながら帰って行った。
2010年5月23日日曜日
2010年5月13日木曜日
ジャーマンアイリス (アヤメ科)
2010年5月9日日曜日
こころみ学園
足利フラワーパークから車で30分の所の‘ココ・ファーム・ワイナリーで、お昼を頂いた。
この山間の地は、50年前に、足利の特殊学級の先生・川田昇氏が買い取って、お仲間と子供達と共に開墾されて、葡萄を栽培してこられた。
当時、親が人目から隠すように、労って育てる中学生の手が、柔らかいのに気づいて 「これでは自立できない!親はいつまでも生きてはいない!太陽のもとで!」 と思われたそうだ。
現在、平均年齢50歳で130名が暮らしている。
「園長は91歳で御健在で、お酒が大好き!」 と醸造所を案内してくれた青年が、笑って話して下さった。
傾斜度38度(スキーのジャンプ台の傾斜は35度)で厳しい作業となるが、水はけが良く、日照時間は長い。 良い葡萄があって、美味しいワインが出来る!と醸造家ブルース・ガットラブ氏は、この地に惚れ込み共にワイン作りをしている。
森林の整備・椎茸の完全無農薬の原木栽培も。
楽しい事、素晴らしい事があった時の‘お祝いの酒’
スパークリング・ワインも多く作られている。
沖縄サミットの時の乾杯に使われたそうです。
雨の一日だったけれど、おみやげは、手ごろなお値段の‘農民ロッソ(赤)’です。
2010年5月8日土曜日
白藤 (マメ科)
「四月の冷え込みが強くて、なかなか開花しませんでした!」と、足利フラワーパークの園長(塚本こなみ・樹木医)は話された。樹齢140年の大藤は約600畳に枝を拡げる・花房が1.8mにもなる野田長藤・白藤のトンネルが80mも続く・白い瀧のように横一面に広がる白藤・八重黒龍藤は黒い葡萄のようで、甘く匂う・薄紅藤は終わっていた・黄藤は2分咲き・周辺は、色とりどりのクルメツツジ、黄色の牡丹、シャクナゲ、オオデマリとクラクラするような2時間半だった。
藤は日本の固有種でツル性です。隣の樹に絡み付いて伸びてゆき、締め付けられた樹は、やがて倒れる。一緒に倒れたところから、藤は立ち上がって、隣の樹に絡み付いて伸びてゆく。しなやかで、したたかな植物です。
「うちの庭の藤は、よく咲いた翌年は、花が極端に少ないのですが…」と質問した人がいた。塚本園長は 「1本の茎に165個の花芽がつくので、摘んで花の数を減らして下さい。花がらは、すぐに取り除いて!」 と話された。
2010年5月3日月曜日
天気晴朗なれども波高し
地中海松の写真を取り出そうとして、イタリア旅行の写真を見ていたら、カプリ島の‘青の洞窟’へ行った時のことを思い出した。
ナポリのホテルでは一晩中降っていたので、「‘青の洞窟’は見られないねえ!」 と諦めていたけれど、翌朝は晴れ上がり ‘ベスビオ 山’が輝いて見えた。
が港では、「残念ながら、波が荒れて近寄れません!」と告げられた。その代わりに、‘ソラーロ山(589m)’へ上がった。スキー場にある一人乗りのリフトは、安全バーで押さえられていても、眼下に広がる地中海を見下ろすのは怖かった。崖にへばり付く修道院・花の咲き乱れる別荘・レモン・オリーブ・ウチワサボテンの針の付いた実など等。
すぐ向こうはギリシャ。若い頃、故郷の造船所にドック入りしていたギリシャ船の船員さんと恋に落ちて海を渡った友人は、元気だろうか。
ナポリのホテルでは一晩中降っていたので、「‘青の洞窟’は見られないねえ!」 と諦めていたけれど、翌朝は晴れ上がり ‘ベスビオ 山’が輝いて見えた。
が港では、「残念ながら、波が荒れて近寄れません!」と告げられた。その代わりに、‘ソラーロ山(589m)’へ上がった。スキー場にある一人乗りのリフトは、安全バーで押さえられていても、眼下に広がる地中海を見下ろすのは怖かった。崖にへばり付く修道院・花の咲き乱れる別荘・レモン・オリーブ・ウチワサボテンの針の付いた実など等。
すぐ向こうはギリシャ。若い頃、故郷の造船所にドック入りしていたギリシャ船の船員さんと恋に落ちて海を渡った友人は、元気だろうか。
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