落ち着いた屋敷のような美術館へ入って、樂家代々の‘樂茶碗’を見た。
千利久の依頼で、初代 長次郎から始まっている。15代までの夫々の作品が展示されてありました。自分勝手に「何代目の作品が好きかなあ!」と 思いながら見ていくと、3代目‘禿’・6代目‘横雲’・13代目‘荒磯’・14代目‘連山’と挙げると、多くが‘赤楽茶碗’だった。
他に 花入れ・水指・置行灯・留め蓋瓦など等があったが、その中で印象に残ったのは、400年余りの歳月を代々の方が、其々の樂茶碗の底に押してこられた‘素焼きの印’と、それを収める‘小引き出し’です。この同じ場所で、窯で継いでこられた事に圧倒されました。
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