2012年1月3日火曜日

百人一首

 何年振りかで‘百人一首’をした。40年前に買ったのを使い続けてきたので、黄ばんでいる。
幼稚園生が数句を暗誦していて、「百人一首しようよ!」と騒ぐので、6人で札を囲んだ。
すっかり忘れているけれど、毎晩読み上げているうちに、少し思い出してきた。
子供たちが小中高生の頃は毎年遊んでいたけれど、すっかり忘れていた。
私は子供の頃、64番の「朝ぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらわれ渡る瀬瀬の網代木」権中納言定頼の歌を覚えている。歌の流れが滑らかで、川霧が出るってどんなのだろう?と気になっていた。
先日来読んでいて、気に入った歌が見つかりました。
84番の「永らえば又この頃や偲ばれむ憂しとみし世ぞ今は恋しき」藤原清輔朝臣です。平安時代に、77歳まで長生きされた方です。

2 件のコメント:

Susumu さんのコメント...

まだ小さかった頃、よく坊主めくりをしました。東京生まれ東京育ちだった祖母は「お姫様」を「おしめさま」と発音してたのが懐かしいです。
北海道では白老の旧家にお正月に伺い、カルタ取りをしようということになりました。なんと出てきた札が木製なのにびっくり。
しかもまず下の句を読むんです。上の句は後から読むんです。それで上の句の書いてある札を取るのではなく、やっぱり下の句を書いてある札を取るんです。

すっかり面食らって、全くダメでした。
上の句を聞くと、無意識に下の句を思い出してその札を探すという反射ができちゃってたんですね。

つるばみ さんのコメント...

江戸っ子の方が「おしめさま」と言われるというのは本当なんですねえ。
‘坊主めくり’の相手をする方は、終わることがなくて、疲れますね。終いには誰かがふくれっ面になって!
木の札って!初めて聞きました。北海道ならではなのでしょうか?

又、テレビで‘カルタクイーン’が、振袖を翻して、札に飛びつくのを見たいものです。