2012年3月15日木曜日

防災訓練

 東日本大震災と福島の原発の崩壊から1年経っても、皆なの心の隅に、トゲが刺さったままのような日々です。
自治会(240所帯)で、3月11日(日)に防災隊の訓練をしました。昨年10月と12月には全所帯のも行った。
9時半に中庭に集まり、人数確認。防災倉庫(3ヶ所)へ消火・救護・給食班が、用具を取りに行って、夫々訓練を始める。
給食は、カマドで湯を沸かし、賞味期限切れに近い備蓄のアルファー米(50食に湯8ℓ)で、梅がゆ・山菜おこわ・わかめご飯・五目御飯を200食作りました。肉じゃがは湯で温める。
20人が手際が良くて素晴らしい!皆な働き者です。記録写真を撮ろうと思っていたけれど、そんな暇がなかった。
終了後の反省会では、様々な意見が出た。行動すると次へのステップを探れる。机上ではダメです。
一人で行動しにくいお年寄りの避難を、どんな形で誰が行うのかも課題です。
平素の暮らしの中でも、安否確認を考えてゆかねばならない。

2012年3月10日土曜日

フルーツティー

浄妙寺への道を歩いている時に、釈迦堂切通しの所にTea Room‘コチチカ’があった。「帰りに寄りますから!」と声をかけてから、帰り道にお茶しました。
普通のお宅のようだけれど、中の室礼はヨーロッパ風で素敵だった。黒い洋服に真っ白いエプロンのマダムも優雅です。商社マンのご主人と海外の暮らしが長かったとか。
森の中を、歩き疲れたチルチルとミチルが‘お菓子の家’を見つけた気分だった。
暖炉の上に‘ヘレンドのインドの華’のトレーが飾ってあって驚いた。
50歳の頃に欲しかった食器だけれど、うちには似合わないと諦めたものだったから。いろんな事を諦めて、諦めたことさえ忘れて生きてきたなあ!と思った。
フルーツティーは、ブランデーに巨峰・キーウイ・レモン・リンゴ・パパイア・オレンジ・メロン・イチゴを漬け込んで、ガラスの台にロウソクの火を灯して暖める。
甘い匂いが部屋いっぱいに広がって、和やかな気分になり、寛ぎました。
マダムが‘ベイクドチーズケーキ’をサービスして下さって、恐縮しました。
コーヒーカップは‘アポニーグリーン’。チーズケーキの皿は‘インドの華’だった。
似ているけれど少し違う。
‘コチチカ’はチエコ語で‘猫柳’だそうです。
帰りにトイレをお借りしました。

2012年3月9日金曜日

浄妙寺

市の中心から、横浜の金沢へ抜ける‘金沢街道’沿いにある‘浄妙寺’へ着きました。
鎌倉五山第五位の禅宗のお寺です。
木々がバランス良く配されてある。木の名前を教わりながら歩いた。抹茶を頂ける‘喜泉庵’を枯山水の庭越しに見た。廊下の端に渡してある竹に耳を当てると、水琴窟の音が聞けるのだそうです。
山への坂道に‘節分草’が群生していた。教わらないと見過ごすくらい小さく、健気にも寒い頃からず~っと咲いているんだね!
蓮の鉢が幾つもあり、その内の一つに「‘アカガエルの卵’がいますよ!」とゼリー状の中にいるのを教わった。これも見落としてしまうところです。
「ワー写せない!白い紙を下に入れよう!」と騒いでいたら、susumu先生が、白っぽい枯葉を卵の下へそっと差し込んで下さった。先生はカエルの研究者で、トキの繁殖にも尽力なさった学者さんなので、何事にも静かだった。

   喜びも憂ひもありや蝌蚪の国   つるばみ

竹林

鎌倉八幡宮の参道は、ランドセルを背負った子供たちが三々五々下校していた。
参道沿いの‘紅谷’さんで、‘クルミっ子’や‘大いちょうサブレ’を試食したり、買い物したり、撮影したり。
池の所で右に折れて行くと、横浜国大付属鎌倉小中学校があった。
報国禅寺方向へ歩いていると、古い地名が残っていて興味深い。道傍に仏様が苔むして座って居られる。
「魚三」という‘干物屋さん’でおみやげも買いました。
家々の庭に梅が咲いて、滑川沿いの道に一層映える。
通称竹寺の山門を入ると、若い庭師が苔の養生をしている姿がかっこいい!私は生まれ変わるならば‘庭師’願望です。
裏へ廻って、竹林の中の道を歩いた。

2012年3月8日木曜日

釜揚げしらす丼

「鎌倉の浄明寺では、紅梅白梅が見ごろです。」と誘って頂いて出掛けました。
湘南新宿線で鎌倉駅に着いたら「スワッ!腹ごしらへ!」と小町通りを左へ入って‘秋本’へ行きました。
‘しらす丼’と‘鎌倉野菜の天丼’を食べる組に分れました。お客さんでいっぱいです。食事が出てくるまで、キョロキョロしました。壁の扇面の明かりが美しい。箸置きも竹の扇面だった。
腰越のしらす漁の解禁も近いらしいです。腹ごしらえも終わり、参道を歩いていると、左手の昭和11年に建てられた古い建物を教えて頂いた。今はみやげ物屋さんだけれど、明治30年から貝の細工・販売をしていたそうです。店の中で見上げると、2階の上から明りを取り入れていた。やはり海が近いから貝細工だなあ!と思った。あちこちにある鎌倉市の市章の‘笹リンドウ’が美しかった。










2012年3月4日日曜日

「花薯蕷」

今日は花壇倶楽部の植栽の日でした。毎月近所の方10名前後で、中庭花壇の手入れをしているけれど、ボランティアなので、一年に一度3月には、作業後お昼を頂いています。
握り寿司・コーヒー・マドレーヌ・伊予柑・お茶で‘お疲れさん会’をしました。
管理組合の理事長さんも出席して下さって、塩瀬総本店の春限定の‘花薯蕷(山薯が入ってふっくらしている。)’を一箱づつ自腹を切って下さり恐縮しました。昨年も頂いたのでした。有難う御座います。
奥様のお母様は明石町の方で、「何かと塩瀬総本店なんです!」と笑って話された。春限定のは、明石町へ行かないと買えないそうで、昨日行って下さったらしい。
650年前、宋で修行を終えた禅僧に随従して、日本へ来た‘林淨因’が奈良に住み着き饅頭を作り伝え続けたと、お店の歴史に書いてありました。中国の饅頭は肉を入れるけれど、僧は精進料理なので、小豆で餡を作ったのだとか。
花壇には、今月はノースポールとネモフィラを植えました。今月で花壇から引退します。ちょっと寂しいけれど、若い人達に引き継がねばならない。別れの季節です。

2012年3月1日木曜日

TULLY`S COFFEE

 大病院の早朝の受付は、順番を取る人でいっぱいです。7時半に順番札を貰って周りを見渡した。
3日前に採血に来た時、TULLY`Sが開店するテープカットの場面に出くわした。
柔らかいジャズが小さく流れて雰囲気が一変した。
その時、有名な会長中村先生を見た。薄いサングラスをかけて、痩せた老人になっておられて、車椅子だった。近くに跡継ぎの息子さんが立っておられた。
北海道出身の中村三兄弟の板橋(長男)・戸田(次男)・上尾(三男)の病院は夫々大きい。看護学校・リハビリセンター病院・ありとあらゆる科を持つ。三人は美空ひばりの家庭教師をしていたという伝説があるそうです。
大きなカップのコーヒーは、私にはちょっと苦かった。カップの内側にtaste the differenceと書いてある。
担当医から「血液の状態は優等生です!」言われ、次の予約を入れた。そんな事でも褒められると少し嬉しい!
会計で70円・駐車場100円・コーヒー300円だった。