昨日は、一日中冷たい雨が降っていた。買い物に行く途中に中庭花壇を見ると、チューリップの花は、しっかり閉じて三角に尖って立っていた。一滴の雨水も花芯に入れないワ!というように。
去年は、中学1年生になる女子3人に摘んでもらった。今年は、小学1年生に摘んでもらった。そして昨年亡くなられた3名の方の御仏前に供えてもらった。
チューリップの原産地は中近東のステップ地帯。
アフガニスタンの国花がチュ-リップだなんて驚いた。
映像で眼にするのは戦闘のことばかり!映らない場所で野生のチュ-リップが一面に咲いて、揺れているのなら嬉しいのだけれど。
アンデルセン童話の小さな‘おやゆび姫’は、チューリップの花から生まれて、ヒキガエルやコガネムシやモグラから遁れて、ツバメの背中に乗って、暖かい幸せの国へ飛び立った。子供の頃から大好きな物語です。
今年も植えただけ、確実に咲き揃ったことが嬉しい。
チューリップしとどな雨に固く閉づ つるばみ
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