三月からずっと気温が乱高下して、作物が面食らっている。梅の結実したばかりの小さい実が凍結して落ちたり、柿の花芽が枯れてしまったり、稔りの頃はどうなるんだろう?
昨秋、美味しい柿の実を頂いた折に、紅葉した葉が数葉添えられてあったので押し葉にした。栞にしたら壊れそうなので額に入れた。台紙は‘黄八丈のハンカチ’にした。良く似合うなあ!と自分で言いながら廊下に飾った。
黄八丈の黄色は刈安(コブナグサ)・鳶色はタブの木の皮・黒は橡(つるばみ)で染めて、鉄分を含んだ泥で洗う。面倒な行程を経て、格子柄に織られている。「八丈島のお土産は‘着物’にしようかと思ったけれど‘ハンカチ’にしました」と 笑いながら下さった。
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