2010年4月18日日曜日

四月の雪

 4月17日の朝、カーテンを開けると 、家々の屋根が真っ白で驚いた。気象の時間に「41年ぶりの4月の雪です」と言っている。「そうだ!あの頃の事だ!」とアルバムを引っ張り出した。息子は3歳で、近所の友達と雪だるまを作って、皆で遊んだ。陽射しが強く寒くなかったけれど、手が冷たいと泣いたっけ!
めったに雪が降らないので、母親達も興奮して総出で雪かきをしたり、おしゃべりした。
こんなに雪が降って、東武線は止まったのだろうか?
何も覚えていない。
天気予報で記憶の糸を手繰り寄せた。アルバムの書き込みを読んだら、この写真の大雪は、3月12日だった。
昭和44年は、雪の多い年だったのだろう。
 「…雪月花の時 最も君(段協律)を憶ふ」 白居易  
 雪が溶けないうちに、桜の花を見ようと出かけた。

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