2010年10月26日火曜日

ヘチマカボチャ (南瓜) ウリ科













  ご近所のSさんが「ヘチマカボチャを2個も頂いたので、1個助けて下さらない?」と 言って下さった。「初めて見ました。」と お礼を言った。長さが34cmもある。
近頃かぼちゃをよく食べるので嬉しいです。男の人は、甘くてホクホクしたのは、お芋みたいで苦手らしい。
「戦争中を思い出す!」とか言う。そこで最近は、チキンスープの素で煮ている。
原産地は南北アメリカ大陸で、ハロウィンが近いこの頃は、橙色の大きなカボチャが活躍してる事だろう。
 以前仕事の仲間だったYさんは、江戸崎町の出身で‘かぼちゃ’の自慢をしていた。京都の左京区鹿ケ谷にお嫁に行った幼馴染みは、‘日本料理向きの鹿ケ谷カボチャ’の自慢はしたことがない。
さて!どうやって食べようかな?

2010年10月22日金曜日

撃墜王 坂井三郎(1916~2000年)

 昨日は病院で、肺部腹部のCT(造影剤なし)検査を受けた。この検査の時は、いつも‘川の流れに仰向けに寝て、足の方から半円の橋を潜る’ ような気分になる。
この大きな病院の院長先生は、北海道出身で三兄弟で夫々の病院を持っておられる。お若いころには美空ひばりさんの家庭教師もしておられたらしい。

 検査を受ける時に時々思い出す。
大戦中に海軍のパイロットだった坂井三郎氏は84歳まで生きられた。
最期は厚木基地で米海軍の記念パーティの夕食会から帰って、体調不良の為に検査入院。
検査中、主治医に 「もう眠ってもいいかな?」と 言われて眠るように永遠の眠りにつかれたという話とその一生を想う。

 

2010年10月18日月曜日

秋から冬にかけての寄せ植え

 市の緑化センターで行われる講習会で、‘寄せ植え’を習った。寒さに強い草花を植えて、春までの日々を世話をしながら楽しもうと思って。
外環自動車道で右折する所を通り過ぎて、行ったり来たりして怖かったけれど、そんな憂鬱を忘れるほど楽しかった。
 直径35cmの鉢に、・ウインターコスモス ・ユリオプスデージー ・ガーデンシクラメン ・ジュリアン(西洋桜草) ・ノースポール ・アスター(エゾ菊) ・初雪カツラ ・パンジー ・金魚草 の9種類を寄せて植えた。
奇数の法則というのがあるらしい。
一つづつの草花について説明があり、長く咲かせ楽しむコツや翌年また咲かせるコツを教わった。
 終わってから、11月に花壇に300球のチューリップの球根を植える時に、その上にストックを植えたいのだがと 質問したら、「ストックは根が張るから止めたほうが方が良い!」と 教えて下さった。
 帰り道はスイスイ帰れたけれど、左折する所で又、もたついてしまった。 

2010年10月15日金曜日

ゼラチン (豚皮:カナダ産)

 身体の真皮・靱帯・腱・骨・軟骨を構成するコラーゲンタンパク質のひとつにゼラチンがある。体内でコラーゲンの合成には、VCがいるそうで、アミノ酸に分解されてから取り入れられる。コラーゲン入りの美容液を顔に塗っても吸収されることはない。
 ゼラチンを頂いてから‘胡麻豆腐’と‘牛乳のゼリー’をせっせと作っている。その口当たりの滑らかさは、ゼラチンの所為か、これまで作ってきたのに比べて格段の差がある。ツルンツルン!
この滑らかさが肌に乗り移ればなあ!
 四月に骨量と骨密度を測ったら、骨量は年相応だけれど、成人の67%にまで落ちている、骨密度は「レントゲンの影が薄い」と 言われた。
その日から処方された薬を飲んでいる。
先日薬を貰いに行ったら 「転ばないようにね!」と 言われてしまった。  頑張って‘骨美人’になりたい。

2010年10月13日水曜日

運河

 楽しみにしていた友人の素敵な新居に、お邪魔する日がやってきた。
有楽町線の豊洲のホームから上がる時に、エレベーターで時間がかかるなあ!と思ったら、地下鉄は‘晴海運河’の下を通っていた。
「嬉しいな!」と言いながら 歩いて行くと、‘スーパーマーケット’がある。「ちょっと覗く?」と 言うので、ドアーを開けて入ったら、天井一面が鏡で、モザイク模様の床は輝いていて、無人のピアノが弾かれていて驚いた。
 船着場には(株)IHIのクレーンが、記念に残されていた。クルーザーに乗って‘お台場’へ行く。ペットと自転車の料金は200円。レインボーブリッジをくぐる時に、知恵の輪のように丸くなってる所が可愛い!
お台場でクルーザーを降りて、‘ゆりかもめ’に乗って、出発点の豊洲へ戻り彼女の新居に行く。
 想像以上の豪華さに圧倒されて、質問好きの私も、さすがに大人しくしていた。
身体に良い美味しい食事とお嬢さんのワインセラーの白ワインをご馳走になって感激!
今日は早速お土産に頂いた‘ゼラチン(豚皮・カナダ産)’で豆乳を使った胡麻豆腐と牛乳のプリン(黒蜜かけ)を作って、余韻を楽しんでいる。

2010年10月10日日曜日

朝鮮通信使

 
郷里で法事があり、時間を見つけて、朝鮮通信使が立寄った瀬戸内海の島へ渡った。今は島と島を繋ぐ橋が掛かっているので、バスで行った。   小柳ルミ子さんが歌った「瀬戸の花嫁」の中では「岬まわるの小さな船が……島から島へと渡っていくのよ。」とあるように、あの頃は船だった。 朝鮮通信使の来日は、1375年足利義満による使者と国書に対しての、日本国王への返礼の使者から始まっている。 釜山から海路で瀬戸内海を通り大阪へ。江戸時代の陸路は大阪から日光まで行っている。「三の瀬の港には、江戸時代の石造りの雁木(港湾)が残っているよ!」と 言われたけれど、なんだか新しいもののような気がした。常夜灯があり、泳いで渡れそうな向かいの島との狭い海には、小さい渦潮が、あちこちに渦を巻いていた。

旅果ての狭き海路や秋の潮   つるばみ

2010年10月7日木曜日

アメンボ (カメムシ目)

 名古屋の町を歩いていて、‘カエルの絵のマンホール’を見つけた。
帰ってから早速 susumu先生に、お話したら  「おや?名古屋のはアメンボの筈だけれど…いつのまに?」と おっしゃった。プリントアウトして視ていただくと 「アメンボですよ!アメンボのいるきれいな水をという願いで作られた蓋です。」と 教えて下さった。
アメンボは6本の脚全体に細かい毛が密集し、水の表面張力を利用して4本で水面に立って移動する。
水が汚れて表面張力が弱まると、アメンボは浮くことが出来なくて、溺れ死んでしまうらしい。
 その他に消火栓・空気弁(水道・工業用水)・上水の仕切弁・雨水・汚水・交通局のがあった。
形は丸や四角や六角形といろいろあった。
写真の消火栓の前にある「丸八」は名古屋市章」です。

2010年10月6日水曜日

愛知県陶磁資料館

 瀬戸市の丘陵地帯にあり、陶磁器の歴史と美術と産業に関する品々が展示してある常設や、企画展もある。
南館は子供達に向けて縄文時代の焼物から始まっていて、現代の工業品まで分かりやすくなっていた。
広い敷地なので遠足のつもりで楽しい。
本館はさすがに凄いものが、行けども行けども展示してあって迷子になりそうだ。資料館といわれるだけあるなあ!
前3500年頃の中国の大鉢(原始青磁豆)は、薄くてバランスの良いもので驚いた。福建省から出た明時代の素晴らしい素三彩(緑・黄・紫)の交趾焼がいくつもあった。
勿論、名古屋城内の窯の御深井焼もある。
世界中の焼き物が年代を追って展示してある。
古窯館・陶芸館・茶室・復元古窯・こま犬の館が広大な芝生にあり、陶芸作家のオブジェもあちこちに配置してある。
 併設のレストランでお昼を食べて、幼い子連れなので早めに切り上げて帰った。
 4年前に、博多唐人町の古美術店で、明の交趾焼の香合(径8cm)を‘大牡丹文合子’と言われて、悩みながら買ったことを思い出して撮ってみた。

2010年10月5日火曜日

Linimo

 平成17年に開業したリニア・モーターカーが名古屋市藤が丘から 豊田市八草までの8.9kmを走っている。   ‘愛知陶磁資料館’へ行くために乗った。沿線には大学がいくつもあって、乗客は若い人ばかりだった。ピカピカの車体、新しい町は丘陵を切り拓いて作られている。  まだブルドーザーやダンプカーが走っていた。愛・地球博記念公園駅があり、長久手古戦場駅もある。信長亡き後、織田信雄と家康対秀吉の戦いは、この辺りであったのかしら?駅から歩いて20分の色金山に記念公園があり、家康が陣取って腰掛けた岩もあるらしい。       ‘陶磁資料館駅’から‘資料館’までの600mには人っ子一人いなくて、トンボがたくさん飛んでいたので、道路の真ん中を追いかけ回しながら行った。写真にある枝豆のような草が服にくっ付いて困った。広々とした良い施設です。

発情

 暫らく家を空けていたので、預けていた‘セキセイインコ’を小鳥屋さんへ引き取りに行った。
「この鳥は発情してるよ!」 「…… どういう意味ですか?」と 聞いた。「籠の底を見て!雌は卵を抱えると巣から出ないんで、雄が餌を運ぶんだ。それで口に入れた餌を吐いて散らかして、塩土も止まり木に塗り付けてるよ。掃除が大変だったよ!」と言われた。
「どうしたら良いでしょう?」 「もっと大きな籠にして、巣を入れて、雌を入れてやるんだね!」
 六月に10日間預けた時には、凄くお喋りになって帰ってきた。きっと沢山の小鳥の中で皆とお喋りしたんだろう。
この度は、隣の籠に綺麗な羽根の、可愛いい甘い声で啼く娘がいたのだろう。
本能とはいえ、未だいない雌や子に餌を運ぶなんて!と 驚くと同時に、痛ましいと思った。