2010年10月6日水曜日

愛知県陶磁資料館

 瀬戸市の丘陵地帯にあり、陶磁器の歴史と美術と産業に関する品々が展示してある常設や、企画展もある。
南館は子供達に向けて縄文時代の焼物から始まっていて、現代の工業品まで分かりやすくなっていた。
広い敷地なので遠足のつもりで楽しい。
本館はさすがに凄いものが、行けども行けども展示してあって迷子になりそうだ。資料館といわれるだけあるなあ!
前3500年頃の中国の大鉢(原始青磁豆)は、薄くてバランスの良いもので驚いた。福建省から出た明時代の素晴らしい素三彩(緑・黄・紫)の交趾焼がいくつもあった。
勿論、名古屋城内の窯の御深井焼もある。
世界中の焼き物が年代を追って展示してある。
古窯館・陶芸館・茶室・復元古窯・こま犬の館が広大な芝生にあり、陶芸作家のオブジェもあちこちに配置してある。
 併設のレストランでお昼を食べて、幼い子連れなので早めに切り上げて帰った。
 4年前に、博多唐人町の古美術店で、明の交趾焼の香合(径8cm)を‘大牡丹文合子’と言われて、悩みながら買ったことを思い出して撮ってみた。

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