6月にロートレックの生家のあるアルビの町を訪ねてから、もっとロートレックのことを知りたいな!と思っていたら、I 先生がこの本を紹介してくださった。
著者の林綾野さんは、近くの河鍋暁斎記念美術館の学芸員をなさっっているそうです。
アルビ・母方のボスク城・パリ・亡くなったマルメロ城を訪ねておられて、ロートレックの生い立ち、両親や親族のこと、友人達や商業美術へと花開いていく様子がよく解る。
当時の貴族は、狩りをして愉しみ、獲物を描いて楽しみ、大家族が食して三度楽しんだと言われる。子供の頃のロートレックは伸び伸びと大切に育てられたようで嬉しい。
本の後ろから開くと、彼のレシピ集の中からの料理が載っていて、日本の家庭でも作りやすいようにアレンジしてあり、「作ってみたいなあ!」と思った。
本の表紙。
ロートレックの生家近くのレストランの入口。そこでの料理はレシピ本の中から再現してあった。
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