非公開の細川邸を拝見することが出来るツアーがあったので、参加しました。午前午後60名づつで、解説をして頂きながら見学しました。
昭和11年に設計は大森茂・臼井弥枝、英国チュダー・ゴシック様式で建てられたそうです。この敷地は細川家の下屋敷のあった場所(3万坪)で、今は新江戸川公園・永青文庫・和敬塾(7000坪)になっています。
和敬塾は昭和32年に様々な大学の男子学生・留学生(500人)の寮として発足し、邸宅は本館として時々使われるそうですが、なにしろ蚊が多くて、最初に虫除けスプレーをかけて貰いました。
邸宅1階は接客用・2階は家族の日常生活、サンルーム。3階は南側が子供部屋、奥が書生部屋。地下1階はボイラーや機械や冷蔵庫。部屋の木材や壁紙の重厚さはさすがです。「改修の際は当時のままを再現しています。」とのことでした。
日本間は角材を使った武家風と柿の丸材を使った公家風・奥様の竹の間・喫煙の魚の間。変化に富んでいた。
「写真を撮られるのは構いませんが、ブログや公的な所へ出すのは控えて下さいね。」とのことなので、庭の方から窓に嵌った鉄の格子をアップします。玄関周りの鉄格子は、戦時中に供出されたそうです。庭の方のは目こぼしされたのか。
「教育の忘れもの 東京の学生寮・和敬塾」上坂冬子著を読んでみようと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿