2011年11月18日金曜日

ぼてぼて茶

 「秋の縮景園へ行ってきました。」と妹から便りがきました。
縮景園は池泉回遊式庭園で中国の西湖の風景を表現したと言われています。昭和40年に浅野家から広島県へ寄贈されました。原爆投下の折りは、大勢の被災者の避難場所となり亡くなられました。
秋日和のもとで、丹精した菊の展示や上田宋箇流の野点も緋毛敷の上で行われていたそうです。
「池の周りには‘ツワブキの花’があちこち咲いていました。」と書いてありました。

「ぼてぼて茶を食べたの!」って、何でしょう。初めて聞きました。
出雲地方の食べ物で、茶筅の先に塩をつけて、番茶をたてる。大豆・漬物・こんぶを入れて、おはぎを食べながら飲む。想像できない味です。「その按配が良くて美味しかった!」とか。
松平不味公時代の飢饉の非常食・鷹狩りの折の間食・奥出雲のたたら製鉄の職人が、高温と重労働の合間に立ったまま食したとも言われているそうです。
松江城へ行く機会があったら、二の丸茶屋で食べてみたいものです。

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