2012年1月28日土曜日

ヤブツバキ(ツバキ科)

 一昨日、集会室で新年会(40名)をしました。
集まりの時は、いつもH子さんにお願いして花を活けて頂く。前日、二人で花を探して歩き、建物の陰の椿に決めました。一年中日陰なのに、毎年よく咲きます。まだ雪を被ったままで、花弁は黒く凍みていた。沢山の花弁が重なり、黄色の蕊は真ん中になくて、花弁のあちこちに巻き込まれている。変わってるなあ!と毎年思う。
「山道籠(やまみちかご)に活けましょう!」と言われた。茶花を活ける時の竹の籠です。
活けて下さった花を撮りたかったけれど、あれこれ忙しく気配りしていて、撮る暇もなく会は終わった。
帰りに数人で椿を頂いたので、家の籠に真似して活けてみました。
新年会が終わった後で、午後3時から十数人でカラオケに行った折り、私は「雪椿・作詞星野哲郎・作曲遠藤実」を歌った。
戦前戦後、苦労して四人の子供達(弟妹)を育ててくれた母を思い出した。



2012年1月27日金曜日

カネノナルキ(ベンケイ草科)

午後Oさんの家にお喋りしに行った時、「初めて、今年は咲いたのよ!」と奥様が見せて下さった。赤い肉厚の茎に、花が咲いていた。華やかです。
南アフリカ原産で開花期は冬、常緑低木です。こんなに見事に咲くなんて!その隣に種から育てられた‘紫の菫’もいっぱい咲いていた。
10年くらい前に、中庭花壇に‘カネノナル木’を2本植えた方がいて、1本は数年前の冬に凍って枯れてしまった。植えた方は100歳近くなられて、最近施設に入られた。
Oさんに「あの木は、長年花が咲かないんです!」と言うと「最近見たけど、小さな蕾を付けているわよ!」と教えて下さった。蕾の事を知ったら、きっと喜ばれることだろう。
‘カネノナルキ’は、人気があって育てている人が多い。繁殖は葉っぱを、差しておくと、発根・発芽するらしい、丈夫な観葉植物です。
別名‘花月’とも言うそうです。

2012年1月25日水曜日

春節

今年の旧暦の元旦は1月23日だった。毎年変わるので、気にしていないと通り過ぎてゆく。
小正月が過ぎると終わった気がしていたが、中国の人々は大切にしていると聞く。
昨年は2月3日だった。横浜中華街では賑やかにお祝いしている。









1月中頃、中華料理店で会計の折に、吉祥結びの玉房結びが目を引いた。家に帰ってから、ティッシュケースの飾りに同じ結びがあって驚いた。数年前、香港で買ったおみやげだった。
マレーシアも、春節は国の祝日になっているそうです。
2010年2月初めに、ボルネオ島のコタキナバルへ行った時、ホテルには華やかな飾りがしてあった。ロッカウイ動物園の入り口にも。その年の春節は2月14日だった。
http://scorpion904.blogspot.com/2010/02/blog-post_12.html

2012年1月24日火曜日

雪の降った朝

 夕食の頃から雨が雪に変わってきた。雪が激しくなって、大きな塊りになってきて、今夜こそ積もるなあ!と思った。
「そちらは雪なんだね!」という携帯メールが入ってきた。優しく育てられた人は、年を取っても優しい。
11時頃 「今日は、シャンソンの発表会で、打ち上げで楽しく飲んできました!牡丹雪だよ~!」という元気で、楽しそうな携帯メールも。
今朝は、強い陽射しに反射した雪が眩しい。
今日は、膝へ2回目のヒアルロン酸を注入する日です。先生は注射が終わってから「転ばないように帰ってね!今朝から3人も転んで骨折した人が来たよ!」とおっしゃった。

2012年1月23日月曜日

時計草の根

昨秋、中庭花壇で枯れてきた時計草を整理していたら、花が数個残っていました。
花は皆さんに上げて、葉を持ち帰って、鶴首の琉球ガラスの花瓶に挿していたら、根っこが伸びてきました。
一年前の種と一緒に撮影!
原産地は中南米で、布教に入った宣教師は、花を十字架・釘・茨の冠・10人の使徒・巻きヒゲをムチ・葉を槍に見立てたそうです。
passion flower (キリスト受難の花)と言われている所以です。
信仰心のない私は「時計みたい!」と思っていました。
花の写真は、お借りしました。

2012年1月22日日曜日

太腿の筋トレ

 一昨日から、ずっと雪や雨が降っている。普通ならば天気が悪いと言うけれど、中庭花壇には恵みの雨となった。
冬は寒風の中、重いホースを担いで、水撒きしたけれど、今年は膝が痛くて出来ない。
整形外科に一日おきに通っています。
マイクロ波で温めて、干渉波の電気で刺激する。ウオーターベットの後、マッサージを受け体操。
6~7名いるマッサージの先生は、様々な事を教えて下さる。
・膝の筋肉に手を当てて、ゆっくり上げて我慢する。
・正月に置いていった風船を膝に挟んで潰す勢いで、力を入れて我慢する。
・うつ伏せになって、踵を尻につけて我慢する。
・台所に立っている時は、O脚にならぬように太腿に力を入れて、膝を寄せて立つ。
・友人が教えてくれた「膝の裏を伸ばす運動」を繰り返す。
「やり過ぎるなよ!」と言われた。
 男女の性差は、筋肉にも表れているように思う。固い筋肉と、柔らかい肉!だから惹かれ合うのかも知れない!
夫の身体に触らせて貰った。筋肉があった。
「主も男よのう…!」
湿布の臭いのする女は避けられますね。

2012年1月18日水曜日

一枚のはがき

 毎日映画コンクールの大賞に、新藤兼人監督の「一枚のはがき」が選ばれた。東京国際映画祭でも特別賞を受け、今上映中です。
戦地で亡くなった兵士の一枚のはがき。「戦争はいかなる理由があっても、やってはいけない。」と語っておられた。

susumu先生が小学5年生の頃、戦地へ書かれた慰問の手紙に、戦地からきた返事の‘はがき’をお父様が保管しておられたとか。「最近手元に戻ってきた。」と http://susumu-nikki.blogspot.com/2012/01/susumu-013.html に語っておられる。インパール作戦出動直前に書かれた‘一枚のはがき’。
進少年は兵隊さんを慰める為に、友達となぞなぞを出しているのが可愛い。「忙しかったので、まだ解いていませんが」という返事に、誠実なお人柄が出ている。

我が家にも戦地からきた、小学校入学前の夫宛の‘はがき’がある。この葉書を出した後、叔父は昭和18年中支で亡くなった。http://scorpion904.blogspot.com/2010/01/blog-post_475.html この事を嘆く親族も少なくなりました。

保谷幸男氏の「我が戦記」http://www.deftblow.com/mika/senki/senki1.html を お読み下さい。

2012年1月16日月曜日

「君が代」

 夕方のニュースで「学校の教職員の方が、君が代斉唱の際、起立しなかった為の処分についての最高裁の判断結果」を報じていた。
今日は地区の老人会(136名参加)の新年会へ出席しました。全員起立して‘君が代’と‘市民歌’作詞サトウハチロウ・作曲團伊玖磨 を斉唱しました。
座ったままの人はいなかったと思う。
開会の言葉から会長挨拶、来賓挨拶があり、乾杯まで40分間かかりました。一人づつは短いんだけれど…。58万市民のうち19%が60歳以上とか。老人医療費の前年度との比較額。竹島問題。健康で親しまれる老人に!等など。最後には軍人勅諭五箇条まで出てきました。
久し振りにU子さんと会ったので、お喋りしながらビールを飲んでいたら、飲み過ぎました。
新年会なので、江戸小紋の上には‘背に一つ紋の入った黒羽織’を着てみました。おや?袖口から長襦袢の袖が?裄が合っていないようです。直さなくては。

2012年1月15日日曜日

人参のきんぴら

 共通1次試験(今はセンター試験)の頃の寒さが、一番厳しいと感じる。
この寒さで野菜の葉物は高騰していて、生産者にも消費者にも厳しい日々です。
人参とキノコの値段は安定しているので、キクラゲ(鉄分が多い)と胡麻油で‘キンピラ’を作った。
‘きんぴら’ってどういう意味だろう?と思い、ウイキペディアで引いてみてびっくりしました。
江戸時代の坂田金時さんの息子・力持ちで強い金平からきているそうです。根菜類の‘きんぴら’は、精がついて、身体が丈夫になるよ!というので付けられたらしい。
昨日、廣島の銘酒・賀茂鶴の絞りたての‘酒粕’を送って戴いたので、正月の残りの鮭で、粕汁にしましょう。酒粕と味噌も混ぜると、若い人には馴染みやすい。

2012年1月14日土曜日

松飾り

W整形外科で、右膝へ電気を当てて、マッサージの後のリハビリ体操で、「足の蹴りに力が出てきましたねえ!」 と言われ気を良くして、散歩の距離を伸ばした。
T画伯のご自宅の‘松飾り’を見に行きました。見事な大王松をたっぷり使っておられる。
三学院の正門の所なので、初参りの方々も毎年楽しみにしておられるらしい。小正月が過ぎれば、外されるだろう。
平安時代から正月には神を迎える為に、山から松を切って来て飾られていたらしい。竹・梅・南天・熊笹・ユズリハをあしらう。
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし一休宗純」なんて思わないで、美しい飾りつけを楽しみたい。
T画伯にお聞きしたら、右側のが初版、左側の方が
改訂版とか。見事な南天はアトリエの方へ移動していました。1月23日の旧正月まで飾られるそうです、

2012年1月12日木曜日

餅花

 昨日鏡開きが終わり、もう小正月が近づいてきた。
花屋さんの店先に枝垂れ柳につけた‘餅花’を飾っていました。白とピンクの餅が美味しそうで可愛い。五穀豊穣を願って作られる。
今は最中の皮のように出来ていて、水に濡らして、枝に両方からくっつけるのもあるのだとか!
1月14日というと、仙台市北の丘にある大崎八幡宮の‘どんと祭り’を思い出す。
門松・注連飾り・古神札・書初めなどを焚き上げる祭りで、厳寒の日没から、白はちまき・白さらしの締め込み・白足袋・わらじで、口には和紙をくわえ、右手に鐘・左手に提灯を持った行列が夜中まで続く。
静かな街を、チリンチリンという鐘の音を響かせて、沈黙の行列が歩くのは、ゾクゾクするくらい美しかった。たまに混じる若い女性の白さらしの肌着姿も美しい。
裸参りは平成17年市の無形民浴文化財に指定されたそうです。

2012年1月11日水曜日

味噌

年末になると帰ってくる息子夫婦は、いつも様々な土産を持ってくる。今年は3種類の味噌もあった。
3年物・2年物・1年物と、色がはっきり違っている。
暮れには、ご近所のOさんから自家製の味噌を頂いたので、4種類を並べて食べてみる。旨み・甘味・塩味・酸味がはっきり違うので驚きました。Oさんの味噌は、新潟出身の奥様の優しいお母さんの味がする。
「一番色の薄い味噌は寝かせてから食べてね!」と息子が言っていた。アルコールを入れない‘生味噌’だから、醗酵し続けるらしい。
元日の午後、3年味噌だけで味噌汁を作ったら、八丁味噌の赤だしのようだった。
 若い頃は、母のように作れないので、ダシかしら?具かしら?と悩んだ。今も‘いりこ(煮干)’でダシをとった後は、イリコをポン酢に漬けて食べる。
「九州医療食 栄養士ブログ」の中で、若い栄養士さんが‘あごだし’を使うと書いていて、どこかで‘焼きあご’を見つけたいなと思うけれど、博多へ行かないとだめかな?
転勤で5年間仙台に住んだ頃、すっかり仙台味噌に慣れて美味しかった。
今、名古屋の八丁味噌の味噌煮込みうどんや味噌カツが美味しいと思う。
日本人に味噌は必需品です。全国に特徴のある味噌がある。
十分に熟成した味噌ほど、放射線防御作用が高いことが、ラットを使った実験で証明されていると聞いて、嬉しくなった。

2012年1月9日月曜日

コストコ(会員制倉庫型卸売りチェーン)

 自主防災隊の新年懇親会の為に食料品の買い出しに連れて行ってもらった。
噂には聞いていて、期待していたけれど、やっぱり驚きました。
武蔵野台地を横に走る‘武蔵野線’の新三郷駅の側にあり、巨大な‘IKEA’もあった。
‘コストコ’は1983年米国で創業、日本に今年13店舗目ができるそうです。来年は廣島スタジアムの横に出店するとか。
会員制なので年会費は¥4,200。駐車場からショッピングカート(子供が横になれる)を押して、顔写真の付いたカードを提示(連れは2人までOK)して店へ入った。
天井まで箱が積み上げてあって、何でもあるのに驚きました。写真現像・骨壷・棺おけもあるらしい!私は必要なものを必要なだけしか買わない主義なので困った。
パーティー用の上握り寿司・花のようなロールサンドイッチ・巨大なチーズケーキ・おつまみ各種を買いました。
ワインの品揃えが豊富で立ち止まったけれど、迷子になったらいけないので皆さんに付いて回った。パーティー用の酒類は近所の安売り店で購入済です。
一応、防災隊の一員として家庭用AEDが12万円もチェックしました。
自分の為に、生の白アスパラ・IMPRAセイロン紅茶(アールグレイ)・イソフラボンの錠剤を求めました。


2012年1月5日木曜日

川口リサイクルプラザ

 「何処へ行こうかなあ!」と言いながら、探して出かけた。
車にナビがないので、ネットで調べ、娘がナビ代わりになって出かけた。
ゴミ処理の余熱を利用したプールとお風呂施設で遊びました。入場料500円・子供150円。幼児プール・25m・ジャグジープール・ミストサウナ・露天風呂・浴室・休憩室。3時間もフラフラしていたので、身体の毒が出たようでスッキリしてポカポカしました!
粗大ゴミで出された家具を補修して、月1回売り出したり、いろんな事業をしている。ゴミ処理施設の見学も出来るそうです。
玄関にはお正月らしく‘龍のモニュメント’が飾られていました。

上の3枚の写真は、プラザのホームページからお借りしました。5階建ての5階にプールなどがあるので、秩父連山が見えて、素晴らしかったです。

2012年1月3日火曜日

百人一首

 何年振りかで‘百人一首’をした。40年前に買ったのを使い続けてきたので、黄ばんでいる。
幼稚園生が数句を暗誦していて、「百人一首しようよ!」と騒ぐので、6人で札を囲んだ。
すっかり忘れているけれど、毎晩読み上げているうちに、少し思い出してきた。
子供たちが小中高生の頃は毎年遊んでいたけれど、すっかり忘れていた。
私は子供の頃、64番の「朝ぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらわれ渡る瀬瀬の網代木」権中納言定頼の歌を覚えている。歌の流れが滑らかで、川霧が出るってどんなのだろう?と気になっていた。
先日来読んでいて、気に入った歌が見つかりました。
84番の「永らえば又この頃や偲ばれむ憂しとみし世ぞ今は恋しき」藤原清輔朝臣です。平安時代に、77歳まで長生きされた方です。