2012年3月4日日曜日

「花薯蕷」

今日は花壇倶楽部の植栽の日でした。毎月近所の方10名前後で、中庭花壇の手入れをしているけれど、ボランティアなので、一年に一度3月には、作業後お昼を頂いています。
握り寿司・コーヒー・マドレーヌ・伊予柑・お茶で‘お疲れさん会’をしました。
管理組合の理事長さんも出席して下さって、塩瀬総本店の春限定の‘花薯蕷(山薯が入ってふっくらしている。)’を一箱づつ自腹を切って下さり恐縮しました。昨年も頂いたのでした。有難う御座います。
奥様のお母様は明石町の方で、「何かと塩瀬総本店なんです!」と笑って話された。春限定のは、明石町へ行かないと買えないそうで、昨日行って下さったらしい。
650年前、宋で修行を終えた禅僧に随従して、日本へ来た‘林淨因’が奈良に住み着き饅頭を作り伝え続けたと、お店の歴史に書いてありました。中国の饅頭は肉を入れるけれど、僧は精進料理なので、小豆で餡を作ったのだとか。
花壇には、今月はノースポールとネモフィラを植えました。今月で花壇から引退します。ちょっと寂しいけれど、若い人達に引き継がねばならない。別れの季節です。

2012年3月1日木曜日

TULLY`S COFFEE

 大病院の早朝の受付は、順番を取る人でいっぱいです。7時半に順番札を貰って周りを見渡した。
3日前に採血に来た時、TULLY`Sが開店するテープカットの場面に出くわした。
柔らかいジャズが小さく流れて雰囲気が一変した。
その時、有名な会長中村先生を見た。薄いサングラスをかけて、痩せた老人になっておられて、車椅子だった。近くに跡継ぎの息子さんが立っておられた。
北海道出身の中村三兄弟の板橋(長男)・戸田(次男)・上尾(三男)の病院は夫々大きい。看護学校・リハビリセンター病院・ありとあらゆる科を持つ。三人は美空ひばりの家庭教師をしていたという伝説があるそうです。
大きなカップのコーヒーは、私にはちょっと苦かった。カップの内側にtaste the differenceと書いてある。
担当医から「血液の状態は優等生です!」言われ、次の予約を入れた。そんな事でも褒められると少し嬉しい!
会計で70円・駐車場100円・コーヒー300円だった。

2012年2月26日日曜日

遠山記念館

川越の町を過ぎて、国道254を北上し、川島町に入ると農村風景が広がります。右へ曲がり町役場を過ぎて農道を行くと‘遠山記念館’がありました。
濠を見ながら、立派な長屋門を入り、先ず2階建ての美術館で古い珍しい人形や享保雛や江戸時代の細かい雛道具を学芸員の案内で見学しました。
投扇興の集まりも開かれたりしているそうです。
屋敷は3棟あり、松の木を配した広い庭が広がる。
・茅葺屋根で欅造りの建物で農家風(63坪)
・伝統的な書院造りで10畳の部屋いっぱいにお雛さまが飾ってありました。その雛壇を贈られたお嬢さんも近年95歳で亡くなられたとか。二階は非公開だけれど学芸員が説明して下さった。洋風で米から輸入したガラスが素晴らしい!戦争中は外して仕舞ってあったそうです。(87坪)
・仏間や茶室のあるお母さんの棟は京風数奇屋造り。天井には屋久杉が張ってある。(61坪)

この建物を建てた遠山元一(1890~1972)は、川島町の豪農だった実家が没落して、小学校を出て、兜町の株屋へ丁稚奉公に出て、日興証券の創業者になった人だそうです。29歳で土地3000坪を買い戻し、この屋敷を苦労されたお母さんに、プレゼントされたそうです。
閉館の4時半に庭へ出ると、夕陽が明るく照らしていて雨戸を閉めていた。雨戸は187枚あるそうで、「職員が朝晩30分かかります。」ということだった。
昭和8年から3年掛けて、設計室岡惣七・大工棟梁中村清次郎で、全国から銘木を集めて建てられたという落ち着いた家でした。帰りながら、活躍する息子を案じながらも静かに暮らされたであろう母美以さんのことを思った。

2012年2月25日土曜日

二木屋

北浦和駅西口を出ると、けやき並木の道路が真っ直ぐ埼玉大学の方へはしっています。駅から10分くらい歩くと‘二木屋’が、住宅地の中にありました。
昭和10年建築の家を政治家小林英三が買取り増築し、パーティーに使っていたそうですが、現在は牛肉懐石料理の店で、‘雛の家’として国登録有形文化財に指定されています。
敷地内の別棟には、「まあ~」と声をあげるくらい飾られていて、孫のご当主・小林玖仁男氏の説明は興味深く、盛りだくさんで面白かった。
(3月2日NHKの金曜バラエティに出演されるそうです。)


三人官女は‘眉を落としたお歯黒女房・眉の剃り跡も青い若い女房・生娘’という解説が可笑しい!
子供が生まれると、災いや病気や厄を人形に移すという思いで、人々は人形を作ってきたとか。一年間災いを一身に受けて子供を守ってくれた人形は、川へ流して‘流し雛’に。
上流階級は贅をつくし、庶民は土で紙で布で作ってきた。
尽きない話は大広間に移っても続き、食事を頂きました。欄間の尾崎咢堂の額も素晴らしい。
庭の池には雛が乗った舟が…。
箸付 (香梅豆腐・土筆・山葵・うま汁)
前菜 (鮟鱇肝煮・菜の花辛子和え・サーモン絹田巻き・錦玉子・鱈子煮凍り)
珍しく風もなく暖かい一日でした。

2012年2月23日木曜日

生和菓子

予約しないと買えない!という噂があるので、2週間前に、今日の午後受け取るように注文して、用を済ませて買ってきました。生菓子は今日・明日中に食べないといけない。もし‘空也最中’があればと思ったけれど、売り切れの札が出ていた。
朝作った商品をその日のうちに売り切るなんて!なんと幸せな商いだろうか!と思う。
・大納言入り羊羹・薯蕷饅頭・黄味瓢・胡麻・空也餅・桜餅の6点です。空也餅は漱石の「我輩は猫である」に出てくる。林芙美子・船橋聖一等昭和の文豪も贔屓にしていたようです。
間口1軒の店の左側に、お雛様が飾ってありました。
お昼は皆さんと‘鳥ぎん銀座本店’の釜飯(950円)を食べる為に、階段を降りていると正面に鳥の字を意匠化した見事な壁だった。
戦後まもなく銀座で創業した焼き鳥屋さんで、庶民的な店です。お昼はサービスで鳥スープがつく。御飯にだし汁が沁みて、おこげも美味しかった。

2012年2月20日月曜日

空也蒸し

 若い友人rinaさんから‘空也蒸し’を教わり、寒い季節には良いな!と思って作りました。http://www.kis-inc.co.jp/cp-bin/dietitian-blog/?p=581
器の真ん中に豆腐を置き、周りに茶碗蒸しの材料を流し入れて蒸す。海老8匹・椎茸・人参・水菜が入りました。この器で二人前です。豆腐が沈んでは、写真に写らないと大きく切った。豆腐を食べる為に、出し醤油を用意したので、次回は‘あんかけ’にしましょう。
平安時代に踊りながら‘南無阿弥陀仏’を唱えて布教したと言われている空也上人を念頭においているとか。
想像力の豊かな人だなあ!豆腐を櫓に見立て、周りの具を踊る人々に見立てているのだとか!
次は丼鉢に‘空也蒸し’仕立てで、うどんを入れて、あんかけにしたら、昼ごはんに身体が温もるだろう!やってみよう!


2012年2月18日土曜日

雛 (Ⅰ・Ⅱ)

 友人が‘蛤’に和紙を着せた雛人形をくれました。

築地の貝専門店に頼んでおいて、大きな蛤が入った時に買いに行ったのだとか!
10×8・6×6・4×3cmの大きさです。
食べた後、乾かしてから和紙を貼ってゆく。衣装選びが大変で!と笑っていました。

 帯締めで男雛・女雛を、よう子先生に教わりました。よく考えられていて、想像を超える作業でした。
高さ12×径7cmで、房で豪華になりました。菱餅はプラスチックの板にちりめんの布を貼っています。