末の妹は、オタワに住んでいる。先日、庭のアチナシアの花(左の写真)を、メールに添付して送ってくれた。
大反魂草(おおはんごんそう)(右の写真)に、よく似ている。咲き進んでくると、花の中心が盛り上がって、花びらが反り返る。
「アチナシアの茎と葉を刻んで、干しているので、そのうち送ります。煎じて飲むと抵抗力をつけて、風邪のひき始めには良いのよ。緑の葉は、刻んでスープに入れると、ストレスや疲れを和らげてくれるのよ。アメリカインディアンは、昔から傷薬として、万能薬として、使ってきたそうです。今、ラベンダーのポプリも作っています。」と、便りに書いてある。
大反魂草は明治の中頃、日本に入って来て、外来生物に指定されている。北米原産の多年草で、北海道の牧草地に、逞しく咲いている。園芸種のルドベキアは、この種とか。
昨年、花壇にルドベキアを植え付けたが、今年も3月頃から新芽が出てきて、天に向かって火焔のように咲いている。
大反魂草の名の由来は、「死者を甦らせる」 とか…。