2009年7月7日火曜日

 一年半ぶりに、眼科へ眼の検診に行った。視力測定、眼圧、眼鏡と合っているか、調べてから、先生が「白内障の目薬を注しますか?」と言われた。「白内障になっているんですか?」「まっ!これ以上進めない為に。一日四回ね。」と言われた。これは忙しい!
「眼鏡のレンズは、三年くらいで変えてね。」とも。
63歳で退職して以来そのままだった。
 帰り際に、受付で、栄養機能食品(ルティン・ミネラル・ビタミン5種を含む)を買った。それから、目薬を受け取る調剤薬局で待っている間に、棚の‘八ツ目ウナギ’の缶も、買いたくなったけれど我慢した。
 先週、本棚を整理していて、「眼の壁」 松本清張著 を見つけた。整理する前にもう一度読んでみようと思って読んだ。臨場感とぐいぐいと引き込んで、読者をひき回す力、凄いなあ!最後に、主人公は、銀座の裏通りを歩きながら、「眼に映る事が現実なのか。実際の現実は、視界の彼方にありそうだ。眼は、それを遮蔽した壁を眺めているにすぎない」と言っている。
   そして、 「幻の女(ひと)と行く夜の花八つ手」 清張  の句で締め括ってあった。

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