昭和40年代に10年余、春日部市に住んでいたが、田んぼを埋め立てた新興住宅地は、自然が残っていて、子供達には良かった。れんげ畑、せり、タナゴ、ざりがに、白鷺、蛙、など沢山いた。土地の人は「この辺りは、雨になると、水が退かなくてなあ!キャサリン台風の時は、10日以上も孤立したよ!」と言っていた。皿状の地形、河川の勾配がゆるく、大雨になると、水位が下がらない。
深さ70m、内径30mの立抗を5本掘って、6本の河川から水を集め、地下水路は国道16号の地下を流す。そして江戸川に放水する仕組みになっていた。
階段を120段降りて行くと、気温16度。地下水槽を支える柱が59本もあり、圧倒された。
地下を掘っている時に出てきた様々な貝は、何億年も前には、海底だった事を証明しているという。20cmもある2枚貝や、5㎜くらいの巻貝、今はもういない貝等がたくさん展示してあった。国土交通省の大規模な仕事を見学したのは初めてだった。凄いなあ!男性的で感動!
良く晴れた日には、ここから富士山が見えるそうだ。
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