近頃、子供達が手をつないで、唄いながら遊ぶ様子を見かけない。
「今年の牡丹は良いぼたん、お耳をからげてすっぽんぽん、もひとつおまけにすっぽんぽん…」と延々と続く。「誰かさんの後ろにヘビがいる…」 「私?」「そう!」 と言うと、鬼が追いかけて捕まえる。こんな遊びが好きだった。言葉を好きなように、変えるのが面白かった。思い出して唄っていたら‘今年の葉牡丹’になった。
葉牡丹は、低温にあうと葉が美しく発色するので冬の花壇に映える。 ヨーロッパ西南部の原産だけれど日本で改良が進み‘古典園芸植物’の一つである。
3月に、芯が50cmくらいも伸びてきて、黄色い4弁の花が咲く。「菜の花ですか?」って、よく聞かれる。 葉牡丹を植えると、お正月も近いなあ!と思う。
葉牡丹や今年の憂ひ巻きこみて つるばみ
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