晩秋の候になると「障子を貼らなくては!」と思いながらも、あれやこれやで12月に突入する。 昨日やっと貼ることができた。
障子紙を買いに行くと、毎年様々な紙が出ている。「楮(こうぞ)・一年経っても変わらぬ強さと優しい白さ」というのを選んだ。
楮100%の紙の‘白色度数値の変化’と‘一年後の破裂度数値の変化’が表示してある。
障子紙を剥がして、桟だけになった障子は明るく、母のことなどを思い出した。姉妹で手伝っていたのやら、邪魔していたのやら……楽しかったなあ!働き者の母の割烹着から出た腕は、冬はいつも赤かった。 昔の母親達は、くるくると、よく働いていた。
割烹着の白き母なり障子張る つるばみ
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