2011年9月30日金曜日

豆柿 (カキノキ科)

 日比谷花壇の店先に‘豆柿’を見つけた。
1.5cmほどの小さい実が驚くほどついていた。寒冷地に多いらしい。可愛くて見飽きない。タンニンが多い渋柿だけれど、晩秋になり霜が降りる日が多くなると黒く熟して甘くなるのだとか!
柿渋を取るために栽培されてきた。木にもタンニンの寄りが黒く現れて、趣のある銘木となり珍重される。細川公爵邸の和室の柱に使われていて、案内の方が「これほどの柿の木は滅多にありません!」と説明されたことを思い出した。

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