2012年3月29日木曜日

おやつ

小学校から帰ると‘おさんじ’と言いながら食べるのが美味しかった。
戦後のことだから、蒸しパン・芋・ドーナツ・焼きとうもろこし・さとうきびもしゃぶった。食べ物がない中、母が工夫して作っていた。
‘おやつ’は‘八つ時’のことらしく、午後2時頃に食べる軽食のことです。
イギリスにも‘アフタヌーンティー’という習慣があり、シンガポールでは‘ハイティー’といって3段のケーキ皿に小さい様々なケーキが乗っていて、楽しかった。
春休みなので、幼い人たちが来て‘よもぎ餅’を出したら、すっかり気に入り毎日一緒に作っている。
今朝も起きたら「作ろうよ!」と言うので、「昼からね!」と言った。砂場で土饅頭を作る感じで楽しいらしい。

2012年3月27日火曜日

金星・月・木星

昨夜、7時半頃「西の空を見て!」と、友人からメールをもらった。
慌ててベランダに出て見ると、西の方角に輝く金星、その下に月、その下にくっきり木星が見えました。2004年11月以来だそうです。
次回、2015年11月には火星も加わって4つ並ぶそうです。悠久の時を感じて感動しました。
友人は6歳のお孫さんから電話で報せて貰ったそうです。
写真を撮ろうとして悩んでいて、他の友達に報せることをすっかり忘れていた。娘や孫達と大騒ぎしながら見ました。

2012年3月24日土曜日

釜焼きスフレパンケーキ

「午後ひま?」と誘われて、隣の町の‘公民館へ出かけました。
‘桜の町の文化展’は、雨も上がり賑わっていた。
郷土の画家 智内兄助・岡田伊登子・丸山敏雄氏の作品が展示してありました。
河鍋暁斎記念美術館からは、暁斎・暁翠筆干支の登場する‘七福神展’という珍しい作品が出ていました。
市民の方のは、写真・絵画・書道・俳句・俳画・絵手紙を展示してあり、この部屋は写真を撮っても良いらしかった。他にも行事がいっぱいです。
公民館まで25分歩く間には、春の花が家々の庭に咲いているけれど「しかし桜は遅いねえ!」と話し合った。
帰りに‘星乃珈琲’で苺の釜焼きスフレパンケーキ(径14cm)を注文したけれど、大き過ぎて夕飯に障るなあ!と思った。

2012年3月23日金曜日

朝9時半、ルミネ有楽町店の屋外イベント広場に背広姿の人々が大勢いた。
「何だ!何だ!」と近づくと、見上げるような白い鉢に様々な桜が活けてあった。‘桜祭り’の準備らしい。
北海道から沖縄までの20種類の桜を集めたのだとか!名前札がぶら下げてある。
プラントハンター西畠清順氏の企画で、テレビ局も、大勢のカメラマンも居た。
‘プラントハンター’ってどんな職業なんだろう?世界中を歩いているらしい!彼のワイルドな姿は見られなかった。

朝起きると、まず舌磨きをしてから白湯を飲む。最近は、昨年作った‘桜の塩漬け’を見つけて‘桜湯’を飲むようになった。この中へ‘鎌倉宗達’の黒松(昆布)を数本入れると一層美味しい。
おめでたい出来事は何もないけれど、4月末に八重桜が咲くと、塩漬けにするので、昨年のは使ってしまわなければならない。

八重桜は近くの閉校になった小学校のを、断ってから採らせて頂いてます。

2012年3月22日木曜日

愛知早生ふき (キク科)

ふきは数少ない日本原産の野菜です。
スーパーへ入ると正面に「あいちのフキ・179円」と目立っていました。夕食のおかずはフキね!葉っぱも若草色で美味しそう。茎は細くて軟らかそうです。知多産。
透き通る若緑は煮過ぎないように。揚げは切らないで、袋の中に玉子を入れて、爪楊枝で留めました。
葉は一晩アク抜きして、‘フキの葉味噌’と胡麻を入れた佃煮’にしよう。
テーブルに出すとき、お揚げを切ると、黄味がトロ~リと出ると良いけれど、煮過ぎてポクポクになった。
今度はフキのかき揚げをして、レモンと塩で食べよう。
森の熊さんに習って、春は苦いものを食べて毒を出さねば!

2012年3月21日水曜日

カメラ

これまで愛用してきたコンデジの電源スイッチが沈んでしまった。爪を伸ばしてなんとか凌いできたけれど、仕方なくCanonの大分の修理工場へ送った。
「修理代¥11550 .です。」とのこと。相談して一眼レフを購入することにしました。
カメラの発達史から教わり、そして、軽い最新のミラーレス一眼カメラにしました。
カメラの型番・受光部・解像度・ISO・重量・価格・動画を比較する表を作って頂いて決めました。本体277g(バッテリー・SDカード含む)・レンズ115g・175gの軽さです。重いほうが手ブレしないという方もあるけれど、それは男子のこと。
買い物をする時は、勢い・気分・噂・店の人の薦めで何となくという自分を反省しました。
4年間愛用したコンデジは、ビックカメラ有楽町店の地下2階‘デジカメ修理工房’で復活させられればなあ!と思っている。

2012年3月19日月曜日

干焼鶏腿(ガンシャオヂイトイ)/四川飯店

ゴルフの練習場から帰って来て、「風が強くて寒いぞ!」と言ったので、買い物へ行く気持ちが萎えた。
友人のお嬢さんが編集した「料理男子 卵life」を読んでいたところだったので、急遽、冷蔵庫にあるもので‘干焼鶏腿’を作ろうと思った。
‘冷蔵庫整理料理’でいいですか?ということで、冷凍庫に200gづつ小分けしてある‘鶏頸肉’を塩麹につけて、解凍しました。
豆板醤の辛味を溶き卵が和らげてくれて、火を止めてから入れる小さじ半分の酢が味を深めた。
スープは玉ねぎ・舞茸・トマトで仕上げは塩麹。
「料理男子」は男子の為の料理本だけれど、これで卵を征服できる。寿司の上に散らす‘錦糸玉子’の手ほどきがしてあり、主婦にも役立つ。
幼い子供たちは‘錦糸玉子’が大好きです。若いお母さん達にも億劫がらないで、作ってもらいたい。色よく仕上げるには強火の遠火。知らなかったわ!
「玉子は一日何個まで食べていいの?」という稿もある。
子供たちが大きくなって、すっかり忘れていた‘玉子サンドイッチ’を作ってみよう!と思った。

You Tube

コンデジで撮った動画を、blog に載せてみたいな!と思ってました。
「You Tube に載せてから、blog に貼り付けると良いでしょう!」と教えて頂いて、昨年12月の‘秩父の夜祭’を載せてみました。
たった20秒ですが。秩父神社から山車が出る場面と白馬が出る場面です。

http://www.youtube.com/watch?v=LO7t5QaxO1U&feature=g-upl&context=G2268a38AUAAAAAAAAAA

http://www.youtube.com/watch?v=2ykqpl9QQds&feature=context&context=G2268a38AUAAAAAAAAAA

白馬の筈ですが、暗闇で黒馬にしか見えない。
最近、この動画を見た人が、ニコニコしながら「撮り終えた後に‘よし!’と言ってるね。」と教えて下さった。
「エエッツ!そんなこと言ってますか?男みたい!」たしかに言っている。気付かなかったけれど、日常気をつけていると、一仕事終えたときや一片付け終えたときに「よし!」と言っている。
いつからこんな癖がついたのだろう!

  血の騒ぐ秩父夜祭り神馬引く   つるばみ

2012年3月15日木曜日

よもぎ餅

 来週は友人が遊びに来るので、‘よもぎ餅’を作る練習をした。暫く作ってない。よもぎはデパチカで粉末を買ってある。
餡子が少ししかなかったので、小さいのを作った。香りはあまりしないだろうと多めに入れたので、濃緑色になりました。
よもぎは、子供の頃には揉んで止血したり、夏になって丈が高くなると、束ねて風呂に入れた。餅に入れると美味しいけれど、風呂は臭くて嫌だった。
韓国エステへ行くと、まず‘よもぎ湯’へ数十分間入れられる。恥ずかしいほど黒い垢が撚れて出る。
餅の作り方の注意に「摘む時には、ヤマトリカブトの葉と似ているので注意!猛毒です。」と書いてあった。
「よもぎの香りが全然しないぞ!」と言われた。
やはり葉を少しでも摘んでこなくては駄目だなあ!うちの辺りでは、排気ガスや犬のオシッコが気にかかって嫌なんだけれど。
よもぎの花は見たことがないと思って‘ようこそ植物園へ’を見ると載っていました。地味だけれど、堅実そうな印象を受けました。

防災訓練

 東日本大震災と福島の原発の崩壊から1年経っても、皆なの心の隅に、トゲが刺さったままのような日々です。
自治会(240所帯)で、3月11日(日)に防災隊の訓練をしました。昨年10月と12月には全所帯のも行った。
9時半に中庭に集まり、人数確認。防災倉庫(3ヶ所)へ消火・救護・給食班が、用具を取りに行って、夫々訓練を始める。
給食は、カマドで湯を沸かし、賞味期限切れに近い備蓄のアルファー米(50食に湯8ℓ)で、梅がゆ・山菜おこわ・わかめご飯・五目御飯を200食作りました。肉じゃがは湯で温める。
20人が手際が良くて素晴らしい!皆な働き者です。記録写真を撮ろうと思っていたけれど、そんな暇がなかった。
終了後の反省会では、様々な意見が出た。行動すると次へのステップを探れる。机上ではダメです。
一人で行動しにくいお年寄りの避難を、どんな形で誰が行うのかも課題です。
平素の暮らしの中でも、安否確認を考えてゆかねばならない。

2012年3月10日土曜日

フルーツティー

浄妙寺への道を歩いている時に、釈迦堂切通しの所にTea Room‘コチチカ’があった。「帰りに寄りますから!」と声をかけてから、帰り道にお茶しました。
普通のお宅のようだけれど、中の室礼はヨーロッパ風で素敵だった。黒い洋服に真っ白いエプロンのマダムも優雅です。商社マンのご主人と海外の暮らしが長かったとか。
森の中を、歩き疲れたチルチルとミチルが‘お菓子の家’を見つけた気分だった。
暖炉の上に‘ヘレンドのインドの華’のトレーが飾ってあって驚いた。
50歳の頃に欲しかった食器だけれど、うちには似合わないと諦めたものだったから。いろんな事を諦めて、諦めたことさえ忘れて生きてきたなあ!と思った。
フルーツティーは、ブランデーに巨峰・キーウイ・レモン・リンゴ・パパイア・オレンジ・メロン・イチゴを漬け込んで、ガラスの台にロウソクの火を灯して暖める。
甘い匂いが部屋いっぱいに広がって、和やかな気分になり、寛ぎました。
マダムが‘ベイクドチーズケーキ’をサービスして下さって、恐縮しました。
コーヒーカップは‘アポニーグリーン’。チーズケーキの皿は‘インドの華’だった。
似ているけれど少し違う。
‘コチチカ’はチエコ語で‘猫柳’だそうです。
帰りにトイレをお借りしました。

2012年3月9日金曜日

浄妙寺

市の中心から、横浜の金沢へ抜ける‘金沢街道’沿いにある‘浄妙寺’へ着きました。
鎌倉五山第五位の禅宗のお寺です。
木々がバランス良く配されてある。木の名前を教わりながら歩いた。抹茶を頂ける‘喜泉庵’を枯山水の庭越しに見た。廊下の端に渡してある竹に耳を当てると、水琴窟の音が聞けるのだそうです。
山への坂道に‘節分草’が群生していた。教わらないと見過ごすくらい小さく、健気にも寒い頃からず~っと咲いているんだね!
蓮の鉢が幾つもあり、その内の一つに「‘アカガエルの卵’がいますよ!」とゼリー状の中にいるのを教わった。これも見落としてしまうところです。
「ワー写せない!白い紙を下に入れよう!」と騒いでいたら、susumu先生が、白っぽい枯葉を卵の下へそっと差し込んで下さった。先生はカエルの研究者で、トキの繁殖にも尽力なさった学者さんなので、何事にも静かだった。

   喜びも憂ひもありや蝌蚪の国   つるばみ

竹林

鎌倉八幡宮の参道は、ランドセルを背負った子供たちが三々五々下校していた。
参道沿いの‘紅谷’さんで、‘クルミっ子’や‘大いちょうサブレ’を試食したり、買い物したり、撮影したり。
池の所で右に折れて行くと、横浜国大付属鎌倉小中学校があった。
報国禅寺方向へ歩いていると、古い地名が残っていて興味深い。道傍に仏様が苔むして座って居られる。
「魚三」という‘干物屋さん’でおみやげも買いました。
家々の庭に梅が咲いて、滑川沿いの道に一層映える。
通称竹寺の山門を入ると、若い庭師が苔の養生をしている姿がかっこいい!私は生まれ変わるならば‘庭師’願望です。
裏へ廻って、竹林の中の道を歩いた。

2012年3月8日木曜日

釜揚げしらす丼

「鎌倉の浄明寺では、紅梅白梅が見ごろです。」と誘って頂いて出掛けました。
湘南新宿線で鎌倉駅に着いたら「スワッ!腹ごしらへ!」と小町通りを左へ入って‘秋本’へ行きました。
‘しらす丼’と‘鎌倉野菜の天丼’を食べる組に分れました。お客さんでいっぱいです。食事が出てくるまで、キョロキョロしました。壁の扇面の明かりが美しい。箸置きも竹の扇面だった。
腰越のしらす漁の解禁も近いらしいです。腹ごしらえも終わり、参道を歩いていると、左手の昭和11年に建てられた古い建物を教えて頂いた。今はみやげ物屋さんだけれど、明治30年から貝の細工・販売をしていたそうです。店の中で見上げると、2階の上から明りを取り入れていた。やはり海が近いから貝細工だなあ!と思った。あちこちにある鎌倉市の市章の‘笹リンドウ’が美しかった。










2012年3月4日日曜日

「花薯蕷」

今日は花壇倶楽部の植栽の日でした。毎月近所の方10名前後で、中庭花壇の手入れをしているけれど、ボランティアなので、一年に一度3月には、作業後お昼を頂いています。
握り寿司・コーヒー・マドレーヌ・伊予柑・お茶で‘お疲れさん会’をしました。
管理組合の理事長さんも出席して下さって、塩瀬総本店の春限定の‘花薯蕷(山薯が入ってふっくらしている。)’を一箱づつ自腹を切って下さり恐縮しました。昨年も頂いたのでした。有難う御座います。
奥様のお母様は明石町の方で、「何かと塩瀬総本店なんです!」と笑って話された。春限定のは、明石町へ行かないと買えないそうで、昨日行って下さったらしい。
650年前、宋で修行を終えた禅僧に随従して、日本へ来た‘林淨因’が奈良に住み着き饅頭を作り伝え続けたと、お店の歴史に書いてありました。中国の饅頭は肉を入れるけれど、僧は精進料理なので、小豆で餡を作ったのだとか。
花壇には、今月はノースポールとネモフィラを植えました。今月で花壇から引退します。ちょっと寂しいけれど、若い人達に引き継がねばならない。別れの季節です。

2012年3月1日木曜日

TULLY`S COFFEE

 大病院の早朝の受付は、順番を取る人でいっぱいです。7時半に順番札を貰って周りを見渡した。
3日前に採血に来た時、TULLY`Sが開店するテープカットの場面に出くわした。
柔らかいジャズが小さく流れて雰囲気が一変した。
その時、有名な会長中村先生を見た。薄いサングラスをかけて、痩せた老人になっておられて、車椅子だった。近くに跡継ぎの息子さんが立っておられた。
北海道出身の中村三兄弟の板橋(長男)・戸田(次男)・上尾(三男)の病院は夫々大きい。看護学校・リハビリセンター病院・ありとあらゆる科を持つ。三人は美空ひばりの家庭教師をしていたという伝説があるそうです。
大きなカップのコーヒーは、私にはちょっと苦かった。カップの内側にtaste the differenceと書いてある。
担当医から「血液の状態は優等生です!」言われ、次の予約を入れた。そんな事でも褒められると少し嬉しい!
会計で70円・駐車場100円・コーヒー300円だった。