2013年10月31日木曜日

検診

年に4回の血液検査・半年毎のCTとMRI・年1回の大腸の内視鏡検査をしているというと、癌だったのね!と判る。
今日は、術後4年半のMRI検査の日でした。
何故か入口に‘狼が刃物を持っている’マークが貼ってあって、いつも笑う!
風呂に入ると、孫が傷を撫でながら「おばあちゃん!おなかを包丁で切ったの?」と聞く。
「そうよ!赤ずきんちゃんの話に出てくる狼のように!」といつも答える。
病院はいつも混んでいる。
待つ間に読む本を「アフガンの男(フレデリック・フォーサイス著)」にしようか「ヘルマン・ヘッセ 老年の価値(マルティーン・ヘッセ写真」にしようかと迷ったけれど、ヘッセにした。
静かな境地に導いてくれるだろうから。
外科外来が、あまりに混んでいるので「食事してきて良い?」と受付さんに聞くと、カルテをチラリと見て「今朝は食べてないんですものね!ゆっくりしてきて下さい!」と云った。
病院の食堂の食事は、栄養士さん、調理師さん、ベテランの主婦の手のお蔭で、安くて美味しい。キャベツとワカメの味噌汁・豚肉、じゃがいもの素揚げ、玉葱のオイスターソース炒め・青菜、刻み納豆、人参、卵の和え物・赤カブの浅漬けで、¥480.だった。美味しいので、途中で写真を撮って、明日の一品の参考にしよう!
話す人がいないので、一口30回しっかり噛みました。
外来へ戻ると、すぐに呼ばれて若い先生から「何事もなく、後半年で卒業試験ですね!」と言われた。
彼は未だ‘試験、試験’の後遺症が残っているな!と一人笑った。

2013年10月29日火曜日

チケット

今年も高田匡隆氏のピアノリサイタルのチケットを頂きました。
その一枚を、若い友達Hさんにこそ送ろうと思った。
彼女は教育学部のピアノ専攻だけれど、その後、職種は違っているから、きっとピアノの演奏会を、楽しんで喜んでくれるだろうと思った。
20年振りに逢ったけれど、学生時代と全く変わらないので驚いた!背が高い!きっと私が縮んだのだろう!
カワイのグランドピアノを、我が物にした高田匡隆氏の演奏には、圧倒されました。昨年の津田ホールも緊張し、興奮したけれど。
http://scorpion904.blogspot.jp/2012/12/1977.html
最後のラフマニノフの‘鐘’も深く重く、心に沁みた。
終わって、ロビーへ出ると、CDを求める人々がいたけれど、置いてなかった。
Hさんが、頬を紅潮させて「ブラームスの作品76の中の3曲は、私の卒業演奏の曲だったのです。」と言った。

  秋夕べ青衣の人の美しき     つるばみ

後日、彼女(大分県出身)から「家から‘カボス’を沢山送ってきたので!」と頂いた。
香りを吸い込みながら、カボスのマーマレードとカボス酒を作ろうと思った。

2013年10月27日日曜日

サイレン

防災訓練の朝は、町会の皆さんは、サイレンがなってから、会場へ集まることになっていた。
我々が会場で待っている間、私が「このサイレンの音は、子供の頃の戦争を思い出して、嫌いなんです!」と言うと、自治会長さんが「折角、戦後生まれかと思っていたのに!」と、冗談を言って笑われた。
「警戒警報発令!」 「空襲だ~」と聞こえてくる。
幼い頃の印象は強烈に残っているものです。
防災訓練の時には、いつも薄緑色の防災服と防災帽で、カーキ色のショルダーバッグを斜めに掛ける。
「ひめゆりの母かと思った!」とか「そんな恰好をしてるのを見ると、本当に尊敬するワ!」とからかわれるのが楽しい! 「似合うでしょ!」 と言い返すことにしている。
給食班の23名全員に、着てもらいたいけれど「地区の名前入りの蛍光色のジャンバーで勘弁して!」と半数の人は言う。


2013年10月26日土曜日

防災訓練

伊豆大島は、台風26号の雨で、土砂崩れの為に大きな被害が出ました。まだ行方不明の方々が見つからないうちに、その後も27・28号と立て続けに来た台風に、日本列島はその準備態勢に大わらわとなった。
昨夜、夜中の地震に長く揺すられた。起きなくてワ!と思いながら、うつつに今日行う隣町の、防災訓練の手順を考えていた。
9時前に、自治会長・防災隊長以下7名で参加した。
ざんざん降りだけれど、決行された。
災害時には、こんな状態の中だろうと思うことにした。
軒下のかなり広いスペースを使って、水消火器で使い方の練習・人形を使ったAEDの訓練・煙中訓練テントを使った避難訓練。女性3人は、炊き出し訓練を手伝った。
防災食2箱を開けて、作り方を確認し、アルファ米と具材を混ぜ合わせて準備。7ℓのヤカン2個で湯を沸かし、湯を注ぐと閉めて20分間待つ。パック詰めにも時間がかかる。
今日は‘山菜おこわ’と‘五目御飯’です。
終了予定の11時半に閉会式。
防災食1パック・ビスケット2袋・ソーラーLEDキーホルダーを袋に詰めて、参加者に配りました。少し余ったけれど、まあまあの目算通りだった。
集会和室で弁当を頂きながら、反省会をした。
帰りは晴れ上がり、台風一過のすっきりした青空だった。

2013年10月23日水曜日

ゴボウのビシソワージュ

ゴボウの旬は初冬ですが、一年中、手を変え品を変えて食べる。
欧米人は食べないらしいです。
2010年にもこのblogに書いていました。
http://scorpion904.blogspot.jp/2010/03/blog-post_14.html

皮はこそげ落とし過ぎないように、水に漬け過ぎないように、アクを大切にする。
ゴボウとジャガイモとタマネギでスープにした。
夏ならば冷たくして、今頃は暖かくして頂く。
生クリームとパセリがなくて、漉してもいないので、綺麗に見えないけれど、まあいいか!
ジャガイモと牛乳でとろみが出る。
やっとカキが店頭に出てきたので、カキフライです。
昨日、‘カキフライ’と呟いているのが聞こえてきた。

ゴボウに、にんにく・生姜・醤油の下味を、しっかり揉みこんで、唐揚げにしたら、アットいう間に無くなった。



2013年10月20日日曜日

下見

今週木曜日に、高田匡隆さんのピアノリサイタルがカワイホールであります。
午後7時からなので、その前に8名で夕食を取ります。予約した‘サルバトーレ・クオモ’の店で、下見の為のランチをしました。
この店の主は、日本に初めてナポリピザを広めた人の息子(1972~)で、大変な人気者です。料理教室・ピザの検定試験・デリバリなど様々な事業展開しているようです。
店は‘表参道ヒルズ’の3階にあり、細長い建物の緩いスロープを歩いて行く。
昭和2年に建った同潤会青山アパートを建て直して、安藤忠雄設計だそうです。
降りしきる雨の日曜日なのに、若い人が店にも、通りにも溢れていた。「凄い人ねえ!」と驚いていると、「これが良い天気だったら、歩けないわよ!」と言っている。
予約席・予算・食事を決めてから、池袋の東京芸術劇場へ移動。
年末ぎりぎりの‘第九’を数人で聞きに行くので、近くの食事処を探した。
正面玄関を出て、歩いて100mのビルの地下の‘さかな竹若’に入り、大きな生け簀を見ながら、マネージャーに質問!
もう一度、芸術劇場へ戻って、一階ロビーのパフォーマンスを楽しんだ。

2013年10月18日金曜日

モントリオールの黄葉

オタワに住む末の妹から‘モントリオールの黄葉’の写真が、添付で届きました。
息子が通うマギル大学のあるモントリオールへ出かけたようです。
7割近い人の第一外国語がフランス語といわれるモントリオールの町は、北米のパリと呼ばれているそうです。
美しい雰囲気の街なのだろうなあ!と想像しました。

2013年10月16日水曜日

松茸ごはん

11月の俳句の会の宿題に‘茸’があるので、‘松茸’の前で足が止まった。
きっと外国からの物だろうと思ったけれど、買うことにした。
包んである外からでも香りがした。
スーパーで松茸を見かける期間は短い。
レジの女性に「今夜は松茸ごはんですか?」と話しかけられた。若いママは‘土瓶蒸し’なんてヤヤコシイことは言わない!好かった!

どういう原因かは判らないけれど、採れる量が激減してきて、手が届かなくなってしまった。
50年前、広島の山奥でする‘松茸狩り’は、秋の大きな楽しみだった。

  おうおうと松茸ごはん喜ばれ     つるばみ

2013年10月15日火曜日

姫リンゴ (バラ科)

姫リンゴの実が熟れたかな?と見に行った。
今年は実が少ない。高い所にちょこちょこっとだった。
4月に白い花がよく咲いていたのに…。「これ何の花?」とよく聞かれた。
桜の花があらかた散った頃に、ワ~ッと咲いて、通る人々を、ある日突然驚かす。
「実がなった頃に、お知らせするね!」と約束したので、Sさんと見に行った。
「可愛いね!食べられるの?」 高い所に生っているので、手が届かない。
サクランボのように、茎が3~4本出ていて、その先に、小さな実が付いていた。

 
先日、グラジオラス(アヤメ科)の根を掘って、球根を取り出した。
来年の春植えよう!
葉や花の蕾が、剣のようです。

そのせいか花言葉は、情熱的な恋・偲び逢いとか?

2013年10月14日月曜日

プロ野球

広島カープが16年目にして、セ・リーグのAクラス入りを果たしました。
苦節16年!毎年Bクラスで、B級グルメが流行っても複雑な気持ちだった。
日本シリーズ出場権を争う、クライマックスシリーズが始まりました。クライマックスシリーズは‘CS’というらしいです。縁がなかったので知らなかった!
甲子園球場で阪神に2勝したので、今度は日本シリーズへ進出する為に、巨人戦が控えている。
巨人軍はセ・リーグで優勝しているので、既に1勝を貰ってるらしい。なんか変だなあ?
「我々は挑戦者。胸をかりるつもりでいく。」と野村監督が語っていました。
昨日の甲子園球場の入場者は、46,902 人だったそうです。

2013年10月13日日曜日

神社の例大祭

昼過ぎに、太鼓の音とワッショイ!ワッショイ!という掛け声が聞こえてきました。
今日は、10月13日(日)で大安です。
近所の神社の町内神輿渡御(みこしとぎょ)の日です。

市内の神輿が神社に集まって、神霊を神輿に移して、氏子のいる町内を歩きます。子供達・付添いの親・町内の顔役・警備の人達が歩いて行きました。
綱にすがって歩く、法被を着た幼い子供たちも可愛い。
「これから神社へ戻るのですか?」と訊ねたら「この先の町会の倉庫へ、神輿を納めたら解散します。」とのことだった。
お疲れ様でした。

旧中仙道沿いの蕨宿は、機織りの町でもあったようで、古い家も残っています。8月初め頃に‘機祭り’があります。

2013年10月12日土曜日

銀杏の実

お嫁ちゃんが‘ぎんなん’を沢山送って呉れました。
丸々とした白い立派な実です。早速「まあ~有難う!こんなに沢山のぎんなんをどうしたの?」と電話すると、「父が拾ってくれて、母が洗って乾してくれました。」と言う。
この作業は大変です!臭いし、かぶれるし、天日干しには時間も手間もかかり、気も使う。
そのお気持ちに、有難いことと感激しました。
すぐに盆に載せて撮影。
ペンチで裂け目を入れて、封筒へ入れ、レンジで500wで60秒温める。
翡翠色の実を取り出して、3時のおやつにしました。
夜は5つづつ食べようね!勿体ないから。残しておいて、正月にも使おう!

2013年10月11日金曜日

イチジク (クワ科)

「子供の頃のイチジクは美味しかったなア!」という人は多い。自分ちの庭のだったり、おじいさんの家のだったりと。
今、売り場にイチジクが出ていますが、量は少ない。買う人も少ないのかな。
今年はジャムにしよう!と去年から決めていました。出来上がると、赤ワインとレモンの助けで赤く仕上がり美しい。良かった!イチジクの香りと粒々が美味しい。
原産地はアラビア南部で、江戸時代の初め頃に、ペルシャ→中国→長崎に伝来したそうです。
粒々が花だなんて!そして熟れてから種になるなんて!ビックリしました。
捥ぐと白い液が出て、イボに付けると取れる。
それで、口の端が爛れる人もいる。
タンパク質分解酵素を含んでいて、肉を柔らかくするので、イタリア料理によく使われるそうです。酢豚にパイナップルが入っているのに似ている。パパイヤも肉を柔らかくする。
仙台に住んでいた時に頂いた‘いちじくの甘露煮’は、素晴らしいお茶うけだと感動した日のことを思い出した。
仙台地方は、気候のせいか小さい緑色のままのを摘んで、甘露煮にすると聞きました。
赤ワインのせいで、ゆるいジャムだけれどペクチンは入れなかった。ヨーグルトに好いね!と言った。

2013年10月9日水曜日

朱鷺色

色を感じる時、太陽の光が当たり、網膜細胞が感知して、脳が波長の長短で色を感じる。
ミッドタウンの中の‘デザインサイト’で、「カラーハンティング展」を観ました。
改めて様々な色を系統だって考える機会を与えられた。
ライオンの色・マサイ族の大地の色・野菜の色を取り出したコーナーもあった。
佐渡の朱鷺の風切羽を見た小学生が描いた色は、沢山の色で構成されていて驚きました。
白、黄色、朱鷺色と沢山の色が眼に映っているんだなあ。
一緒に見ていた友人が「母は新潟の人だから、朱鷺色が好きで、目を惹くようなセーターを編んで着せてくれたのを思い出すワ!」と言った。

雪の中で、「この色に近いのは?」と考えながら、絵具を溶いている人を映像で見て、求める色を探っている人の真摯な姿に感動しました。
まさに‘color hunting’でした。

出口近くには、横一列に、パネルが並んでいて、親子やカップルが色形を動かして完成させる共同作業を楽しんでいた。

2013年10月6日日曜日

和紙のビーズ

土佐はりまや橋の近くの和紙の店‘パピエ’のおみやげを頂きました。
薄い純白の四角い和紙に、紙縒り(こより)がつけてある。取りあえず栞にと思う。
T画伯は、紙のビーズを通して下さっていました。
「ビーズを通したのは、私のアイディアです!」と楽しそうな文面です。
美しいものを追究されている方らしく若々しい感性です!
ピアニストのご子息へのみやげは、手漉き和紙の五線譜とか!活版で手摺りしてある!「こんな美しい五線譜!失敗したらどうするんだろうか!」と。
画伯は、土佐の和紙をキャンバスにされることがあると、お聞きしたことがあります。
「いの町紙の博物館」での展覧会は、写真表現の為のプラチナプリントの事であったようです。
ともあれ、このビーズは、ネックレスの形に作りたい!



2013年10月5日土曜日

おうちランチ

Oさんが「昨日、鎌倉へ行ったので、干物を買って来たのよ!」と言って下さった。
まあ!嬉しい!朝から雨が降り続いているので、早速お昼に食べました。
干物も、早く食べた方が良い。

エボダイ・酢ごぼう・守口大根の奈良漬・わかめ御飯60gとお茶です。
白身だけれど、脂が乗っていて美味しい。

2013年10月4日金曜日

アーリーレッド (ユリ科ネギ属)

紫タマネギと言われて、辛味が少なく、甘味と水分が多い。
サラダによく使われます。
知多の友達に会った時に、大玉を2個貰いました。長~く食べたいので、ピックルスにしました。
酢・赤ワイン・砂糖・粒胡椒・ローリエを入れて漬けた。
玉葱の赤が酢に反応して、赤紫色に変わりました。
勿論赤ワインの助けも借りて…