2010年6月7日月曜日

シチトウ(カヤツリグサ科) 琉球藺


 藺草の一種で、柔道の畳(縁なし畳)などに使われてきた。奄美大島のマングローブの傍に多く、1m~1.5mにも育つ。九州にも多かったようだけれど、今では、大分県国東地方の十軒の農家で栽培されるのみになっているそうです。
3年前の夏、博多空港で待ち時間に、ブラブラしている時に、‘シチトウ’を使った草履を作っているのに出会った。 「丈夫でしょうねえ!」と言ったら、いろいろ説明して下さり、気に入って求めた。
最初は、固くて足の裏がヒリヒリして痛かった。底には5㎜の厚さのゴム板が張ってある。浴衣で素足に、この草履を履くと、‘村の盆踊りと村娘’が浮かんでくる。
「今年の夏祭りには、盆踊りを踊ろうかなあ!」と 思うけれど、踊るのは相当の勇気がいる。

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