2010年6月22日火曜日
ラスコー洞窟
ラスコー洞窟の壁画博物館の駐車場は、ユーロ圏からの見学者の車で一杯だった。
車のナンバーの左端に、国の頭文字(F・I・S・D・P・O)があるので、「何処から来たのかなあ!」って楽しい。
松林の中を通って、行列を作って待っていると、30人くらいづつ案内された。歴史や紹介がフランス語と英語で書いてある部屋で待っていると、厚い扉を開けてくれて入った。洞窟が本物そっくりに作ってあるそうで、真っ暗だ。
目が慣れてくると足元の薄い灯りが見えてきた。
広い空間に見事な壁画が浮かびあがる。ペンライトを当てながら英語で説明される。15,000年前の旧石器時代にクロマニヨン人によって描かれたそうです。8000体もの馬・雄牛・人間・山羊・鹿・鳥・紋章らしき図・手形がある。
絵の具は、赤土・木の墨・顔料を樹液・獣脂・血・つばで溶かしたであろうということだ。
5月に志摩スペイン村のハビエル城の中で見た‘アルタミラの壁画’のレプリカと大変似ている。
この洞窟を見つけた少年4人のうち2人は健在だそうだ
外に出て、事務所で絵本(23×30cm・30頁)を求めた。少女の当時の暮らしを描いていて、フランス語が読めなくても、絵を見ながら話してあげる事ができる。夏休みが楽しみになってきた。 松林で松ぼっくりを数個拾った。
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