2009年8月2日日曜日

一日花(いちにちばな)


 毎朝、紫色とピンクの朝顔が咲く。行灯作りにしているので、くるり、くるりと陽の方へ向けながら、「明日はいくつ咲くかしら?」 と思う。夕方には閉じてしまう。オシロイバナ・ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ムクゲも‘一日花’。ハイビスカスもあれほど大きく開くのに、夕方には葉巻のようになって、ゴロンと落ちている。
 ペレニアル・フラックス(亜麻科)という‘一日花’を知った。5000年前から存在していたという。茎は亜麻糸になり、上質な織物になる。種子からは、リノール酸・オレイン酸を含む亜麻仁油がとれる。日本へは17世紀に中国から、食用油をとる為に入ってきたとか。
 大航海時代には、帆布やロープを作り、油を積みこんで、出航したのだろうと思うとワクワクする。種子を水に漬けるとゼリー状になり、美肌効果があるという。きっと、クレオパトラは、その風呂に入って陶然として、いろいろな策を練っていた事だろう。

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