2011年12月25日日曜日

クリスマスの前の晩

 クリスチャンの家庭でなくても、子供たちはクリスマスプレゼントを心待ちにしている。一年の行事になっています。
会った途端に「明日の朝、本当にサンタさんはプレゼント持って来てくれる?」と聞いてきた。
「きっと来るよ!」と言った。期待が一杯みたいで、信じているみたいです。
○○が欲しいという希望はないらしいので、小さいものだけれど、細々と袋に詰めて用意しました。「どこから入ってくるの?」と、心配している。
前の晩、なかなか寝ないので「いつまでも起きてると、サンタさんはどうしたら良いか困るよ!寝てた方が、入って来やすいんじゃないの?」というと、「クリスマスの前の晩」(クレメント・ムア詩、タシャ・チューダー絵)と「クリスマス」(タシャ・チューダー文と絵)をママに読んで貰って眠った。
今朝、プレゼントの袋を見つけて大喜びしていたけれど「私からの手紙を持って行かなかった。どうしたんだろう?」と言っていた。
しまった!そこまで気がまわらなかった。俄かのサンタだから。
「あちこち回って、忙しかったんじゃないの?」と誤魔化しました。

2011年12月22日木曜日

冬至

今日は冬至で、一年で一番夜の長い一日でした。
夜が長いので、いつまでも寝ていればよいものを4時に目覚めた。
枕元のラジオをつけると、小松正之氏が「鯨と日本人の、縄文時代からの長い付き合いの歴史」を語っておられた。あちこちの古墳や遺跡にも骨が出ているらしい。
魚屋さんで鯨肉を見かけなくなってから久しい。世界の国々が捕鯨国日本に禁止を言い渡してから、細々と調査捕鯨と称して捕獲している。
今月は何故か、鯨ベーコン・刺身用肉・竜田揚げ・さらし鯨・鯨カツ等を買って冷凍庫に入れている。
以前、学校給食でも‘鯨の竜田揚げ’は人気があった。私は‘鯨の大和煮’を熱い御飯の上に乗せて食べるのが好きだった。
これからは、夜明けが少しづつ早くなる。

2011年12月21日水曜日

マカロン

 数日前から、クリスマス寒波がやってきました。
暖かい部屋でコーヒーを飲みながら、マカロンを食べるとき幸せになります。
パリ風のお菓子・マカロンは卵白を固く泡立てて、アーモンドの粉と砂糖を混ぜて焼きます。2枚の間にジャムやクリームやチョコレートが挟んである。
Jean-Paul Hevinの店は、窓越しにしか見たことはなかったけれど、やっぱり美味しい!
‘マカロン ダミアン’は仏北部に13世紀頃からある‘焼き菓子’らしいです。重厚で素朴な感じです。
マカロンの傍に、ちりめんの布で作った‘クリマスキッド’を飾りました。星型の布団を重ねて、樅の緑の葉と赤い実(括り猿)・飴のステッキ・ロウソクが難しかった。
高橋よう子先生に教えて頂きました。

2011年12月20日火曜日

花ユズのジャム

 「今年は花ユズが鈴なりに生ったので送ります。風呂にでも浮かべて!」と故郷の友人が、箱で送って呉れました。
風呂にいれるのは勿体ない!もぎたてのうちにマーマレードにしようと、一日中格闘しました。ジャムは焦げ付きやすいし、手がふやけてくる。生傷に滲みる。

柑橘類は皮にも身にもペクチンが多いので、固まり易い。取り出した種は日本酒に漬けて‘化粧水’にします。ユズ酢が250cc取れました。
20cm四方の丸壜に一杯に出来上がった。
今日は滅菌消毒した壜に保存する作業です。
これを使って念願の‘ユズカード’を作りましょう。無塩バター・ジャム・卵黄を使って練ります。
酸味を強くするために、レモン汁も使おう。

ユズの花言葉は健康美です。

2011年12月16日金曜日

「ル ブリュターニュ」

 ‘笑いヨガ’が終わり、開放された気分で神楽坂の路地を歩いた。石畳が磨り減って光り、落ち着いています。夕方からは芸者さん達の歩く道かしら?くねくねとした小路の所々にあるレストランを覗きながら歩いた。
 仏ブルターニュ地方で採れる‘蕎麦粉と岩塩と硬水’で練った生地のクレープの店に入りました。‘ル ブルターニュ’は、日本で始めてのガレットの店だとか。ガレットはブルターニュ地方の伝統料理で、キノコやハムなどを包む。イベリコ豚のハムを選んで、「飲み物ワア~」と選んでいると、お店の人が「シードル(リンゴの蒸留酒)が合いますよ!」と薦めてくれた。辛口(アルコール5%)を頼みました。
お店は、若い女性で一杯です。たまに若い男性が混じっているけれど。
会計(¥1480)を済ませると、「お友達と又いらして下さい!お待ちしております!」と外まで送ってくれました。木の床に段差があるので。


2011年12月15日木曜日

ラクターヨガ(笑いヨガ)


 近頃、体調が悪く失敗ばかりして、落ち込むばかりの状況になってしまった。這い上がれない。膝も痛んできた。
‘笑いヨガ道場’へ出かけた。「飽くなき健康への追求ですナ!」と、馬鹿にされながら…。
飯田橋で降りて、神楽坂の坂を上がる途中の‘毘沙門天善國寺’さまにお参りした。朝のお参りの人がちらほらといて、のんびりしていた。
 インド・ムンバイの内科医は、笑いの健康への効果が大きいことを知って、ヨガの先生の妻と、呼吸法と笑いを組み合わせて、開発した体操だそうです。
40人ほどで、先生が面白い失敗談を交えながら、掌をいっぱい開いて叩きながら「イイゾ!イイゾ!イエーイ!」と笑いながら大声を出す。
掌を痛いほど打ち鳴らしながら「ホッホッホ!ハッハッハ!」と笑う。繰り返すうちに楽しくなって、汗が出てくる。
椅子をどけて、ヨガの動作をして、息を吐く時に笑いながら吐き切る。
「3秒吸って7秒吐く」が基本らしい。酸素を大量に取り込むことで、血流や気の流れが良くなる。毎朝行うヨガの真似事の時に、声を出してみよう!まだ笑うのは、難しいかもしれない!
冬休みに幼い人たちがやってきたら、「イイゾ!イイゾ!」とか「ホッホッホ!ハッハッハ!」と一緒にやってみよう!彼女らは無邪気で、私の言うことは何でも本気で聞いてくれる。楽しみです。


2011年12月14日水曜日

年用意

 新年を迎えるにあたって煤払いをしたり、窓拭き、正月用品を買いに行ったりと支度をすることを‘年用意’と言いますが、高い所を拭いたついでに、お屠蘇セットや雑煮椀や干支の置物を取り出しました。
 来年は辰年で、干支の中で唯一実際に見られない動物ですが、絵や工芸品に描かれていて親しい。ブータンの国旗にも描かれていた。子供の頃の近所の神社は‘龍王神社’という名前です。
袋から、いろんな龍が出てきた。12年前・24年前のものですが、箸置きは最近買いました。
                                              木村孝著の「きものがたり」に、吉祥文様(龍)の袋帯(龍村美術織物製)が載っています。錦織りなので〆るとなると難儀するだろう。一人では結べない。
 眺めているだけで、おめでたい気持ちになりました。

2011年12月8日木曜日

一人しゃぶしゃぶ

お稽古の帰りに、冷たい雨が降り出した。一人だし、午後1時半も回ったので、「一人しゃぶしゃぶ」のランチに(¥1250)しました。
大きなカウンターを囲んで、一人一人の鍋で食べるので、箸を出しかけたり、引っ込めたりすることなく、独り占めできる。
横並びの席なので、食べ方も気にせずにガツガツ食べられて気楽です。
カウンターの中の人が「‘あずき粥’のお変わりは?」とか、鍋の中の具材がなくなると「スープをお作りしますか?」と聞いてくれる。(マニュアル通りだけれど)
中国北方の料理だそうで、‘ショワ羊肉(ショワヤンロウ)’のショワは‘すすぐ’という意味らしいです。戦後、中国から帰還された方から広まった、ヘルシーな料理です。
ここの‘ごまだれ’の作り方を教えて欲しいけれど、聞いても無駄だろうと思った。

2011年12月4日日曜日

秩父の夜祭り

 日本三大曳き祭りの祇園祭・高山祭りに並ぶ、秩父夜祭りへ出かけました。
近所の公民館の主催で、ご近所の方々とワイワイとバスで出かけた。
秩父神社の例大祭の‘付け祭り’として、笠鉾と屋台が曳かれ始めたのは、300年前からと伝えられている。
秩父地方は埼玉県最北で、山深く峠を越えると山梨県に入る。
桑の生育に適した地で、絹織物を産出し、江戸時代には織物で栄えたそうです。山からの伏流水で日本酒が美味しい。
荒川上流の長瀞で遊んで、100年続いているという旅館で懐石料理を頂いた。「ここの温泉に入りたいなあ!」という人もいて、笑いながら暗くなって混んでいる町中へ入った。
神社の側で解散して、夫々見学に散った。
屋台の引き廻し・郷土芸能・歌舞伎・神楽・打ち上げ花火・地場産の品の販売と町中が煌々とした明かりの中で、ごった返している。26万5千人の人出だったらしい。
神社の中で見ることにした。神官に付き添われた黒漆の神輿・二頭の神馬が鳥居を出るところを見て、動画で撮ったりしたけれど、暗いから写真もうまくいかなかった。大きな古木が夜目にも素晴らしい!
9時半に帰路に着いたが、途中の休憩の折に豚汁を出して頂いて、その心配りに感激!家に着いたら夜中だった。