2013年5月30日木曜日

鎌倉文学館

加賀藩前田家ゆかりの鎌倉別邸の土地・建物が、昭和58年(1983)に鎌倉市に寄贈され、2年後文学館として開館しました。
近所の友人4人で、前庭のバラを見に行きました。
湘南新宿ラインができ、赤羽から乗り換えなしで行けるようになり、近くなった。季節の‘しらす丼’も食べたいし。
緩い坂道を上がって行く左手前に、「前田」という表札を見つけた。鋳鉄の門塀の向こうに、緑に覆われた道が続き、住宅があるようだけれど見えない。
入場料400円払って、招鶴洞をくぐって進む。
文学館は洋風建築の様ですが、何故か落ち着きます。
191種のバラが植えられているそうです。
プリンス ド モナコもありました。

海見ゆる文学館や薔薇の風    つるばみ

館内は、常設展示の他に「津島修二から太宰治になって80年」というテーマで、太宰治を紹介していた。
翌日は、庭でコンサートがあるそうで、残念でした。
駅まで戻って、若宮大路にある「豊島屋本店」で‘鳩サブレー’など買い物をして、二階の休憩室でほっとしました。
梅雨の前の蒸し暑い日で疲れてしまった。
その夜、友人の血圧が跳ね上がってしまい、翌日、医者にかかったら「長時間水分を取らなかったからでしょう!」と言われたとか!
外出時には、水分補給を心がけなければと、大いに反省しました。

2013年5月28日火曜日

グリーンセンター

川口市に大きな植物園があり、いつ行っても楽しめます。
ご近所のK子さんと出かけました。
「もう喜寿なのよ!と笑っていらしたが、頭の回転が早いので、つい友達感覚で喋ってしまって「ごめんなさい!ついタメ口きいちゃって!」と謝る。
昆虫がついたような枝を見つけた。
ブラシノキの実だった。「花は見かけるけれど、実は初めてねえ!」と二人で大喜びした。





ランの温室の中にピンポンノキがあった。「ヘ~可愛い!面白~い!」と笑いながら撮ったので、手振れした。

我々は入場料無料なので、長居しないで帰りました。
遠足の子等が集合写真を撮られていた。写真屋さんも大変だけれど、蒸し暑い中で、子供たちも保母さんも大変そうだった。

2013年5月19日日曜日

シャンパンロゼ紅茶

箱根関所と資料館を見学し、敷地内の見晴らし台に登って、当時は湖を行き交う船も監視していたのだなあ!と実感しました。
昼食後、成川美術館・箱根神社・山のホテルの喫茶店へと別れて行動した。
‘ロザージュ’はいつも混んでると聞いていたが、案の定だった。
室外のデッキ席は、もっと待たなければならなかった。創作ケーキは美しく、素晴らしいけれど、紅茶だけ頼んだ。
3分の砂時計と一緒に‘シャンパンロゼ’がきた。なんとも説明できない味と香りです。
キームン紅茶・ニルギル紅茶・煎茶・薔薇とジャスミンの花も入っていて、シャンパンの香りがする。
五月の光が湖面に輝いていた。
1階に降りて、紅茶の茶葉や食器を見て、おみやげにバラの絵の陶器のスプーンを買った。

2013年5月18日土曜日

箱根旧街道

 東海道の小田原宿から芦ノ湖までは、4里登ります。標高800m。
芦ノ湖畔から下って4里で三島宿に着く。
この道は難所中の難所と言われて‘旅人はドングリほどの涙をこぼす’と言われたそうです。
1里毎にあった1里塚も、今は1ケ所復元されている。
関所から国道1号線を挟んで、旧街道が残されています。
石畳の歩きにくい道を「ワラジのほうが歩きやすいかもね?」と云いながら歩いた。スニーカーを履いてきて良かった!
当時の杉の大樹の並木道が400m残されていて、そこも歩きました。
著莪の花があちこちに咲いていた。


労わりつ歩む街道しゃがの花    つるばみ

藁葺き屋根の‘甘酒茶屋’の中は、暗くて太い梁が黒々としていた。
皆それぞれに甘酒や団子など食べて、一休みした。私は、昔の憧れの人に団子をご馳走になりました。
黒すり胡麻に砂糖を加えたのをまぶした餅で、粘りがあった。絹のような喉ごしで、藤を眺めながら食べました。


その辺には、鎌倉室町時代に彫られた石仏が、あちこちに残っています。

2013年5月17日金曜日

黒たまご

 往路の箱根駅伝は、山越えをして、芦ノ湖畔へ到着します。
其処から海賊船が発着しています。
新緑や箱根神社の赤い鳥居を見ながら湖尻へ向かう。
ロープウエーは、連休の後のウイークデーとあって空いていた。
大涌谷駅で降りて散策。
http://scorpion904.blogspot.jp/2012/08/blog-post_12.html
禿げた山肌のあちこちから噴煙が上がっていて、硫黄の臭いがして、
この辺りが活火山だということが判ります。
生卵を温泉池で茹でると、殻の気泡に硫化水素が反応して、硫化鉄となって黒い卵が出来上がります。此処の名物です。

「一つ食べれば7年生きる、二つ食べればその倍生きる。三つ食べれは死ぬまで生きる。」「あんまり長生きしてもなあ~」と云いながら、そのリズムが良くて、皆で揃って食べました。

2013年5月16日木曜日

箱根同期会

 新緑の美しい箱根で、高校卒業後55年を記念した集まりがありました。
400人のうち80名近くが集まりました。当時、男子が圧倒的に多かったけれど、参加はほぼ同数だった。
ホテルの窓から見ると、庭のツツジが満開でした。木々の向こうには芦ノ湖が少し見えた。

半世紀過ぎて集うや聖五月    つるばみ

翌日は、観光バスで箱根スカイラインを通って三國峠から、少し霞がかった富士山を見ました。雪が溶けてきていています。
三國は駿河國・甲斐國・相模國です。
江戸時代前期に、外輪山へ隧道を堀り、湖水を静岡側へ引いて、灌漑・生活・発電用水として使ってきました。深良用水というそうです。
芦ノ湖の器は神奈川県、水は静岡県のものだそうです。

2013年5月12日日曜日

クランベリー(ツツジ科)の花

 4月末頃から、クランベリーの花がポツポツと咲いてきた。1cm足らずの小さな花です。

きのう一日中降っていた雨は上がり、今朝は輝かしい光に満ちていて、深呼吸した。
ふと気づくと、小さな花が一斉に開いていた。


昨秋は、実をもいで、ジャムにしたんだっけ!愛しくて撮影してしまった。
そのジャムは、冬休みの‘三つ編みパン’の飾りにした。
http://scorpion904.blogspot.jp/2012/11/blog-post_8.html
北半球寒帯の酸性の沼地に多く、鶴の好物だそうです。だから crane berry !

2013年5月6日月曜日

薔薇 (バラ科)

 あちこちで薔薇が美しい季節です。
「バラの木にバラの花咲く  なにごとの不思議なけれど 照り極まれば 木よりこぼるる 光りこぼるる」 北原白秋
この季節には、この詩をいつも思い出します。

中庭の薔薇を撮ってみました。












ベルギーの画家ルデューテ(1759~1840)の薔薇も。

美しい薔薇をこのままいつまでも残したいと思っていたのでしょう。

2013年5月3日金曜日

ドイツアヤメ(アヤメ科)ジャーマンアイリス

 中庭ではなく、建物の横の空き地に、ドイツアヤメが咲いています。
芝とドクダミが密生していた場所を掘り返して、中和剤を撒く作業は、なかなか大変だった。
原産はヨーロッパ中部~南部で、暑さ寒さに強い。
ドイツやフランスで品種改良が進み、レインボーフラワーと言われるほど、色とりどりの花があり、香りも高い。
花弁の付け根に、ブラッシのような髭が並んでいて面白い。
大きく立ち上がって次々と咲くので、道を通る人の目を、否応なく引く。


http://scorpion904.blogspot.jp/2010/05/blog-post_13.html

2013年5月2日木曜日

ちょっと驚いた!

 数日前、知らない人からメールが入ってきた。
「野うさぎのピョンピョン日記」の管理人さまへとあった。
ドキドキしながら読んでいくと、blog の中の‘築地川銀座公園’の写真を使わせて欲しい。
不動産売買業者(at home)のホームページに使いたい!ということだった。
http://scorpion904.blogspot.jp/2012/07/blog-post_07.html
それは、ホームページ制作会社の人からのメールだった。
S先生に相談しようかと思ったけれど、自分で判断することにした。
先ず、制作会社と不動産会社を調べると、普通の宣伝広告業務と分かったので、
「下手な写真ですが、どうぞ!」と返信しました。
お礼メールの中に、5月2日からアップします!宜しければご確認下さい。ということだった。
http://www.athome.co.jp/feature/tv_spot/higashi_ginza.html
何でもない平凡な風景でも、他人の写真を使う時は、許可をとるのは当たり前の事なのでしょう。特に人が写っている場合は慎重になる。写真家の方だと「どうぞ!」なんて言わないかも。