2010年9月25日土曜日

日本銀行本店

 日本橋三越から少し歩いたら、貨幣博物館が ある。‘物品貨幣’から始まり‘紙幣’まで、世界の様々な通貨が展示してあって興味深かった。説明して下さる方も上品だった。全て見終わってから、もう一度、江戸時代の一文銭を100枚、300枚と繋いだ銭緡(ぜにさし)を見に戻った。1689年に深川を発って、みちのくの旅に出た芭蕉翁と曾良は細かい払いは、こんな形で路銀を用意したのではないかなあ!「奥の細道」の中に「痩骨の肩に掛かれる物、まず苦しむ。」とあり、いろいろ荷物が重かったろうと想像した。博物館を出て道を渡ると、日本銀行本店がある。全ての荷物をロッカーに預ける。それでも、金属探知機がピー!と鳴る人がいた。やはり明治29年に設置された地下金庫が興味深い。もし強盗が入ったら、近くの日本橋川の水を入れて、お札を水浸しにして、持ち出し出来ないようにするはずだったらしい。現在殆んどの業務は新館に移っている。おみやげは小判のストラップ・日比谷高校の同窓会館食堂の割り箸・細かく裁断されたお札の紙屑です。


2010年9月24日金曜日

都立日比谷高校

 今日はご近所の方々15名とY氏の引率で、日本銀行本店と貨幣博物館見学に出掛けた。
貨幣博物館の予約時間は13:50。本店見学の予約時間は14:50なので、お昼は都立日比谷高校に隣接する同窓会館星陵会館の4階シーボニアで頂いた。
鰹のたたき・穴子のフリット・ビーフステーキ・タコのサラダ・牛タン煮込み・野菜料理の数々のヴァイキング・フルーツ・ティラミス・コーヒー・赤白ワイン飲み放題。

 50年以上も前、瀬戸内海を見下ろす町の高校生だった頃、授業が休講になったので、皆でワイワイお喋りしていた時、隣の教室から先生が入って来られた。
「休講になって、喜んで騒いどるんか!嘆かわしいのお!この前、東京の日比谷高校へ研修に行ったが、皆な真剣ぞ!始業時前から席に着いて勉強しとったぞ!」と 言いおいて、教室を出て行かれた事を思い出した。
レストランの窓から高校のグランドを見ながら、「此処が‘あの日比谷高校’か!」と  思った。

2010年9月23日木曜日

ローズマリー (シソ科)

 暑く長い夏の間もグングン葉を伸ばした‘ローズマリー’の枝を切った。
今日は一日中雨なので、切った枝で小さなブーケを30個作った。何方か香りを好きな方に持ち返ってもらおうと玄関のフロアーに置いた。
 地中海沿岸原産で、香辛料、抽出した液は消臭、育毛、記憶力改善、老化した肌に良い。入浴剤にしても良い。

 昔、‘ローズマリーの赤ちゃん’という怖い映画を観て、二度とロマン・ポランスキー監督の映画は観ない!と強く思ったけれど、‘戦場のピアニスト’には心が震えた。

アメリカデイゴ(海紅豆) (マメ科)

 横浜うかい亭の立派な門を入ると、庭の噴水の側にアメリカデイゴの大木があった。深紅の花が咲き、芝の上に点々と落ちていた。噴水に浮かんでいるのを拾い上げて、席のナフキンの上に飾った。此処は鉄板焼きのお店です
オランダの貿易商の迎賓館を移築し、部屋の木の部分は金沢郊外の庄屋屋敷の骨組みを使ってあり、贅沢なものであった。欅の梁や柱や格子戸の見事さに目を瞠った。
鳥取県と兵庫県の境の黒毛和牛は美味しかったです。

2010年9月22日水曜日

秋草

 鶴川にある‘白洲邸’には秋草が咲いていた。
白萩、クズ、アサガオ、オミナエシ、フジバカマ、ムラサキシキブ、シロシキブ、ムクゲ、ホトトギス、秋明菊、ミズヒキソウ、白いミズヒキソウの花もあった。
長屋門を入った所の禅寺丸柿は、まだ緑色している。
裏の竹林と林の奥の小屋に、薪が積み上げてあった。
 正子氏の着物や帯に心惹かれる。
次郎氏の作られた小机の上にある、高さ60cmの手作りランプの土台は、真光寺と書かれた‘陶器の通い徳利’で、後ろ側には榎本酒店と書かれてあり、興味深いと思った。近くを真光寺川が流れている。
ガラスケースの中に、正子の書きかけの原稿用紙と太い万年筆が展示してあり、「中秋の明月」と、題を書いて‘明’を棒線で消し‘名’に直してあった。
今夜は中秋の名月です。

2010年9月19日日曜日

往復はがき

 「11月のゴルフコンペ案内と参加不参加の往復はがきを作ってくれないか」と 言われた。考えながら黙っていると 「この前Aさんに頼まれて、‘うーん!良くできた!’と 自画自賛してたじゃないか。」と。年二回行われるOB会ゴルフで優勝すると、ご褒美に幹事をさせられるらしい。
 半年前にAさんに頼まれて作ったのを思い出した。
「女学校のクラス会は年々参加人数が減ってきて、枚数は少ないのだけれど…。幹事になると、皆さんはお子さんやお孫さんに助けて頂かれるのよ。」と言われて、それでは何とかしなくちゃあ!と自信もないのに引き受けた。
ご近所にはS子先生という強~い味方が居られる。
殆んど直していただいて完成した。
「アッツ!思い出した。5,000円下さると言われたのを固辞して、3,000円頂いてS子先生とお昼ご飯を食べたんだ!」 「3,000円も取るのか!」  「これはbusinessです!」

2010年9月14日火曜日

ソーダライト(方曹達石)

 美しい天然石は魅力的でパワーがある。雑誌いきいきを見ていて、桜の木のホルダーに嵌め込まれた‘ソーダライト(ブラジル産)’に強く惹かれた。
掌に収めてクルクルと転がして筋肉をほぐしたり、リンパの流れに添って動かしたり、ツボを押している。石の大きさは直径3cm。
 緒方かずえさんは、ドイツに住むお姉さんを訪ねて、このドイツ生まれの‘ローラー’に出会い惚れ込んだそうです。眼のキラキラした静かな佇まいのお嬢さんだった。
初めて日本へ紹介した方で、あちこちで正しい使い方を指導されているので、今日は習ってきた。私はメチャクチャにクルクル動かしていた事がよ~く判った。これからは頭の天辺から足の裏まで気を通し、丹田に力を貯めるべく、リンパの流れにそって、呼吸と共に効果的に使おう。
 ソーダライトは心の混乱を沈めて、邪念を祓い、運気を上昇させると言われている。理性的な思考と行動を促す作用があるとか!この石に惹かれた訳が分かった。
育児疲れで貧血気味の娘と元気な孫の為に‘レッドジャスパー(紅碧石・南アフリカ産)’を。この石は体力と持久力をアップさせ、強い意思と忍耐強さを養うとか!
お嫁ちゃんの石は彼女の希望を聞いてから決めましょう

2010年9月13日月曜日

子芋 (サトイモ科)

 









あと10日くらいすると中秋の名月が拝める。この季節になると里芋が美味しい。親芋の周りにできる子芋と烏賊を煮た。
子芋は色が白いほうが良い。剥く時に天地を落として、スーッスーッと引く。もう秋はやって来ている。

2010年9月12日日曜日

敬老会のご馳走

 今日は自治会主催の敬老会があった。集会室で40名くらいで昼食を頂いたけれど、数日前からお手伝いの若い方々や調理して下さる方々は大変だったなあ!と申し訳ない気持ちになった。
オクラのチーズフォンデュって初めて食べました。

2010年9月10日金曜日

映画 「セラフィーヌの庭」

フランスの素朴派といわれる画家セラフィーヌ・ルイ(1864~1942)の半生を描いた映画を観た。貧しい家の生まれの彼女は、幼いうちに奉公に出される。13歳で女学校に雇われた時にデッサン室で観て絵を学んだのではないかと言われているけれど、その後は、修道院で20年間雇われて後、日雇いの家政婦になる。映画は逞しい裸足で節くれだった指に黒い爪の女性が、夜の川で藻を集めている場面から始まった。パリから北へ40kmの町サンリスに住み、昼は家政婦をしながら、野の花の香りや風に揺れる木々の葉や光を、心のままに描く。絵の具は肉屋の動物の血・教会の聖油・木の実・泥・植物などで自分で作るが、白色は町でツケで買う。サンリスへ静養に来た画商で収集家でもあるヴィルヘルム・ウーデ(独・1874~1974)に才能を認められてから、励まされ援助を受けて花開いてゆくけれど、戦争や世界恐慌で援助も難しくなってゆく。才能と孤独と狂気に彼女の心は次第に狂気のほうへ振れてゆく。78歳で亡くなる前の10年間は精神病院で過し、絵は全く描いていない。女優ヨランド・モロー(1953~)は画家その人のように思えた。 原作は「セラフィーヌ」 著者フランソワーズ・クロアレク (臨床精神病理学博士)


2010年9月8日水曜日

プール

 









 
 毎日暑いので、スポーツクラブのプールで泳ぐ。
水の中は運動しても汗を感じなくて快適。
身体が冷えたら、タラソバスに浸かってボンヤリする。
 今日は、3歳未満の子供とママ達が、先生の指導で遊んだり、泳いでいるのを眺めた。パパと一緒の子もいる。
オムツが外れていない子供が殆んどなので、専用のパンツを穿いているらしい。
2歳の孫が水泳教室へ通っている話をしている時に、夫が言った。「じいさん、ばあさんの入っているようなプールは汚いんじゃないかい?」と。
ちゃんと消毒や水温のチェックもしてますよ!
彼らは終わると、タラソバスに入ってくるので出た。
 この15mプールの先に‘ダイビングの練習用の深いプールがある。25mの大きなプールでは、歩くレーン、泳ぐレーン、アクアビックスや足に錘をつけて体操の様々な企画がある。私は毎日25mを10本泳ぐ。以前は20本は平気だったけれど、もう泳げない。
10年前に中耳炎になって以来、両耳の鼓膜に穴が空いている。人工鼓膜で補強する手術をすれば良いのだけれど決心がつかない。