2012年6月30日土曜日

サントリー武蔵野ビール工場

「良い水を求めて、ここ武蔵野台地にビール工場を作りました。」と案内嬢が話された。
ビールは、100%天然水・二条大麦麦芽・酵母・ホップで作られているそうです。
梅雨晴れ間の爽やかな日に、ご近所の方々と工場見学に出かけました。
武蔵野線の終点・府中本町駅から、線路沿いの遊歩道を歩いて行きました。
40名のグループで引率されて、製造工程を見て回り、ビデオを見たり、麦2種とホップ2種を比べたり、ビールの注ぎ方を実践したりして後、ザ・プレミアム・モルツを戴きました。
おつまみは、パインのゼリー・ねぎ味噌の煎餅・ビーフパイ・黒糖ドーナツ・オカキ種々だった。ビールに合う。
皆ニコニコ顔になっている。
2杯目は、漆黒色のビールを戴いた。これを飲みたかったのです。
チェコザーツ産の黒麦芽の甘い味と香り!写真を撮るのを忘れてしまっていた。もう酔っぱらっていたのかしら?
帰るときに売店で、信楽焼きで出来ている‘注ぎ口¥750.’を買いました。
環境に配慮して、廃棄物も再利用するために、36種の分別ゴミ箱が用意されてあった。その中に‘お助け箱’があり、どこに捨てて良いのか迷った時に、入れるのだろう!と感心しました。
工場を建設する時に出た廃材で作った‘お神輿’が飾ってありました。お祭りの時は、街へ出るのだろうと思った。

2012年6月28日木曜日

麩まんじゅう

若いお嬢さんから、「麩まんじゅうを見つけました!お好きかと思って!」と頂いた。
「長いこと出合ってないよ!いつか松花堂弁当で、小さいのを食べて以来よお!」と大喜びしました。
一駅隣の駅の近くの和菓子屋さんで売ってたそうです。生麩で、餡を包んだ和菓子です。笹の葉でくるんである。生麩がしっかりして、モチモチして漉し餡と合っています。そして、夕食は、この笹の葉に、さしみを乗せよう!
もう随分前に、京都地検の検事正さんのお宅で、出された事を思い出した。それ以来、デパートで見かけると求めるけれど、京都の味は忘れられない。
検事正の官舎は建て替えたばかりで、木の香りがした。そのことと相俟って、麩まんじゅうは、優雅な印象になっている。
黄色い芋水羊羹も柚子の香りで、爽やかだった。
今年の夏は、サツマイモの水羊羹に挑戦しよう!と思っている。

廣島のビワ

ビワの熟れる頃になりました。
歩いていると、あらっ!と目を引くように、賑やかに実っているのを見かける。
「びわは優しい木の実だから…」という歌を歌いたくなる。

瀬戸内海を見おろす場所には、ビワやミカンが、良く生ります。柔らかい陽光と潮風を受けて。送って頂きました。
今年の寒さと雨の多さ。カラスや狸に狙われる。などで収穫量は、例年の1割くらいだとか!なんとも声が出ません。元気を出してもらいたいと思います。
ビワと瀬戸内海とかき筏の写真は、山の持ち主の方の写真です。

2012年6月26日火曜日

金魚鉢風寒天寄せ

福岡市西区のデイサービスで、おやつとして出された「金魚鉢風寒天寄せ」です。
九州医療食という会社は、病院・老人ホーム・デイサービス・ケアーホームに食事を提供しています。
ソフトバンクの野球の試合を見ていると、球場に広告を出していました。
その会社へお勤めの若いお嬢さん(きっと美人!)のblog に載っていました。
 http://www.kis-inc.co.jp/cp-bin/dietitian-blog/
おいしそうだなあ?年取っても、手の込んだ美味しいものを、食べたいです。
「金魚は餅?」と 質問してみました。
金魚は、白餡を食紅で染めた水羊羹を金魚型に抜いたそうです。
小石に見立てて、白餡の練りきりに白すりゴマを混ぜて作ってあるそうです。
赤エンドウ豆・金魚・小石を寒天でまとめています。寒天はブルーハワイ(カキ氷にかけるシロップ)で水色に。
調理師さんの作品だそうです。その遊び心に、感服しました。皆さんも喜ばれたことでしょう!
彼女のblog を読んでは、自分の手抜き料理を反省しています。

2012年6月20日水曜日

宗八カレイの一夜干し

島根県では‘エテガレイ’‘シロガレイ’とも呼ばれているそうです。
「境港へ所用で出かけたので!」と 送って頂きました。お忙しい方なのに、心使いが嬉しいです。日本海のこの辺りでしか獲れないそうです。
白い身は肉厚で、ほっこりと美味しかったです。焼く前に、骨に沿って両面に包丁を入れる。エラは紅色で、油が乗っていて、甘味さえ感じられた。
境港は、水木しげるさんの故郷で‘水木しげるロード’は、日曜日だったので、大賑わいだったようです。写メに、‘ゲゲゲの鬼太郎’‘ネズミ小僧’や妖怪たちが沢山写っていた。
いくつになっても、少年の心を持ち続けていて楽しむ!羨ましいです!

生姜糖

伊勢神宮のおみやげに‘生姜糖’を買ってきました。
江戸時代には、おみやげとして、日持ちするので喜ばれたでしょう。
生姜の絞り汁に砂糖を入れて煮詰めたものです。元は伊勢神宮にお撰えの一つだったらしい。
出雲地方の生姜糖も有名です。出雲大社にお供えしたものでしょうか?

生姜の薄切りの砂糖漬けしたものもあります。私はこっちの方をよく作ります。以前作ったときに、blog に上げたのに、何時書いたものやらわからない。

今日はパソコン教室なので、お持ちします。疲れた脳に良いと思う。

2012年6月19日火曜日

あじさい

「ベランダで大きくなり過ぎたので、花壇に植えて!」とか「仕事で水やりが足りなくて、可哀想だから花壇に植えて!」とか「母の日に貰ったけれど、地植えにして!」とか「生ゴミの日に捨てられていましたヨ!」等などの理由で、いろんな種類の‘あじさい’が集まりました。
・柏葉アジサイ(ユキノシタ科)ー北米東南部原産。葉が柏の葉に似ているので、この和名が付きました。秋には紅葉する。

・アメリカノリノキ‘アナベル’(アジサイ科)-北米東部原産で花径は30cmにもなる。咲き始めは緑色で、やがて真っ白い球に。枯れ始めると緑色に変化します。その頃になると、ドライフラワーにしたい人が一杯で、早いもの勝ちとなります。昨日も、「切るときは必ず連絡して!」と念を押された。

・額アジサイ(ユキノシタ科)-日本の原種です。真ん中に小指の先程の丸い花が集まっている。その周りに、パッツ!パッッツ!と花火が開くように、装飾花が取り囲んでいる。

自分で提供したアジサイは、特に可愛いみたいで、その前では話が弾みます。

2012年6月18日月曜日

井戸端会議

梅雨の晴れ間の今日、我が家で井戸端会議をした。
特に議題はないけれど、夫が友人と八王子へゴルフに出かけたので。
先週のゴルフでは、グロス91で8アンダーだったので、気をよくしていて、「雨が降っても、決行してほしいねえ!バッグも送ったし!」と言って出かけた。
晴れて良かったね!
先月、ブルーミング中西の‘テーブルコーディネートの講習会’で習った、ナフキンの折り方をしてみた。夏に向けてのテーブルは一新したいけれど、家にあるものでセットした。
http://www.blooming.co.jp/products/tablecloth/index.html
朝食後に‘うぐいす餅’を作りました。
甘いものの後は、辛いものだから、昆布の佃煮にゴマを摩り下ろした。
四方山話で盛り上がりました。

2012年6月15日金曜日

ボタン穴

名古屋では、名古屋がつく固有名詞を‘メー’で略すようです。
‘メージョー(名古屋城)’ ‘メーテツ(名古屋鉄道)’‘メーテレ(名古屋テレビ)’ ‘メーダイ(名古屋大学)’ ‘メーエキ(名古屋駅)’ 駅付近の住所は、名駅○丁目となります。 が、名古屋ドームは‘ナゴド’です。
中村区名駅1-1の高島屋12Fの‘ブラッスリー ポール・ボキューズ’でランチをしました。
テーブルの上のナフキンを拡げると ‘ボタン穴’があった。
早速、ブラウスのボタンを外して、ナフキンを取り付けて、ぶら下げた。「プッツ!」と笑われたけれど、これが正式ですね?
やっぱり!9割が女性客だったけれど、誰もぶら下げていなかった。フランスパンにつけて食べる‘オリーブ油’と‘フォアグラに野菜を練りこんだペースト’も美味しかったです。

2012年6月13日水曜日

熱帯果樹温室

尾張地区最大の古墳群のある‘東谷山(198m)’は、名古屋市内で一番高い山です。
その南西部にある‘フルーツパーク’を訪ねました。南国のフルーツを食べたいと思って。
公園は広くて、二つある人造湖では、大勢の人が釣り糸を垂れていた。お婿さんと孫は釣りに行きました。

温室の中を、ボランティアガイドさんに案内してもらいました。
100種もの果物の木を集めたドームは、実が生っているので興味森々だった。勿論採って食べることは出来ないけれど。
世界最大の果物‘パラミツ’も、ぶら下っていた。大きいのは40kgにもなるそうです。ボルネオ島コタキナバルの村で食べたことを思い出した。
見終わって外へ出て、レストハウスでパパイヤを食べました。マンゴスチンも食べれば良かったなあ!
果樹園(桃・梨・みかん・キウイ・ビワ・柿・りんご・イチジク・ぶどう・ブルーベリー・栗・梅)では、採り頃になると、ホームページで知らせてくれるそうです。
日本庭園・花壇・広場もあり、近くに住むと良いなあ!と思った。
周辺の垣に、りんごの原種が植えてあり、薄緑色の小さな実をいっぱい付けていました。

2012年6月12日火曜日

運動会

生徒数1000名近い小学校の運動会を応援しました。
小・中学校の統廃合の話を聞くばかりの昨今ですが、1学年が5~6クラスもあるそうです。
お弁当は、夫々親と食べるというのも懐かしい。
校庭でもどの教室を使って、食べて良い。親の来ない児童は先生と食べる。
校庭にシートで場所取りして、てんでに折り畳み椅子も置いている。両親・弟妹・祖父母で校庭は歩くのも難しいほどでした。







開会式の校長先生のお話は、心配していた天気が晴れて良かった事と‘諦めない心’を持つことでした。簡潔で分りやすく感心しました。
リレーの折、バトンの受け渡しが心配ねえ!と見ていたら、輪っかだった。
6年生の
騎馬戦は素足で、帽子を取り合う。最後に残った2騎は、男子の馬と女子の馬!飛びつきながら、落ちないように食いついて、揉み合っていたが、女子が帽子を取って終わった。やっぱりね!
かけっこは動画で撮りながら、最後はスローモーションで、ゴールした時に、パチリと一枚のはずだったのに、孫を見失ってしまった。

2012年6月11日月曜日

有松絞り

「旅行の帰りに寄ってね!運動会もあるし!」というので、名古屋に住む娘の所へ寄りました。
名鉄で有松の町を訪ねた。
江戸時代に東海道を行き交う人々に、三河木綿を藍で染めた手ぬぐいは、人気があり、おみやげに売れたそうです。白布に紫露草の青い汁で下絵を描いて、絞り括った布を染める。その括り方は、100種類もあるとか。女の子は、7歳から絞りを習ったのだとか。
通り沿いには、繁盛した商人の豪壮な町屋が多く残っている。屋根は切妻造りが多く、直線的ですっきりしている。黒漆喰塗り、黒板塀など落ち着いている。
絞り会館が閉まっていたけれど、入っていくと、「昨日まで‘絞り祭り’だったので、今日は何処も休んでいますよ。」と言われ、資料を下さった。
どおりで、駅に降り立った時から、静まり返っているはずです。それでも開けている店があり、様々な絞り染めの布で作った小物作品も売っている。浴衣は、涼し気で上品です。ワンピースも美しく涼しそう。高いので買えなかった。
住宅もビルも、町並みに合せた黒と白が多い。塾も小学校の門塀も江戸時代風でした。
桶狭間は近いらしくバスが出ていた。

英虞湾

英虞湾には50余りの島が浮かんでいますが、一望できる展望台のある‘横山(203m)’に登りました。
ビジターセンターで資料を貰う。脚力に合わせるように、時間距離が細かく表示してあり、幾つも展望台がある。
「もう少し先の展望台まで行こう!」と、植物を観察しながら、頂上まで歩いた。
途中まで、車椅子でも行ける‘木道’があり優しい山です。
あちこちに‘サルトリイバラ’を見つけて、子供の頃‘かしわ餅’を挟んでもらった事を思い出したりした。
いろんな形の島と・海には真珠筏が光っていた。夕陽や夜景を見に、沢山の人が登るそうです。
帰りに水産物のみやげ物店で‘檜扇貝(2枚貝)’の生きたのを売っていた。真珠筏のそばの筏で養殖しているそうです。

熊野灘と遠州灘を二分するように突き出た半島の先の‘大王岬灯台’に登りました。太平洋を望む白い姿は美しいです。
螺旋階段を上がって後、資料やレンズの展示を見ながら、「喜びも悲しみも幾年月・木下恵介監督)を思い出し、「おいら岬の燈台守は、妻と二人で…」という歌をも、思い出しました。

2012年6月9日土曜日

千客萬来

伊勢地域の民家の玄関には、一年中‘しめ縄飾り’が上がっている。車から見える、あの家もこの家もという風景だった。真ん中のヒノキの木札には、‘千客萬来’や‘笑門’と書いてあった。
鳥羽地域は真珠一色で、宿の風呂には‘パールオーロラ風呂’があった。お肌に良いそうです。

二見興玉神社から見る‘夫婦岩’には、潮が打ち寄せていた。
「静かな眺めですねえ!」と言ったら、「いいえ!いつもは風が強く、波も高いですが、今日は静かですねえ!」と 言われた。
「夏至前後の2週間は、岩と岩の間から、ご来光が拝めて、後ろに富士山が見えますから、カメラ撮影の人々が泊まりこんで、大変な賑わいです!」と 言うことだった。

2012年6月8日金曜日

(株)鳥羽水族館

昭和30年の開館以来5500万人の入場者数を誇る‘鳥羽水族館’は、横に細長い建物でした。入場料 シニア¥2,000- でした。
大勢の小学生が、楽しそうに、ワイワイ喋りながら、見学していた。レストランもお弁当を食べる子供たちでいっぱい!
「ペンギンの散歩で~す!」と放送があると、ワ~ッと走っているので、私たちも急いだ。思わず笑いながら見学しました。

クラゲのコーナーも人気です。

‘アフリカマナティー’は、ゆっくり泳ぐので、ベンチに座って、ゆっくりと見学しました。


「楽しかったなあ!」と 思い出しながら、水族館の公式ホームページを見ていると、6月5日に「白いオタマジャクシ(アマガエルの幼生)が登場!伊勢市の田んぼで、作業中に見つかり、連絡を受けて、職員が頂きに行くと、13匹も見つかりました。1~2週間で陸に上がってきます。見に来てください!」と載っていました。

2012年6月7日木曜日

お伊勢参り Ⅳ

宇治橋を渡って‘内宮’を出て、ほっとしました。
「此処から‘おはらい町通り(旧参宮街道)ですから、お二人で散策して買い物したり、お茶して下さい。」と運転手さんに言われて、1時間半後に会う事にした。
‘伊賀組紐’の店があった。仏教と共に入ってきて、仏具、鎧兜、茶道具、帯締め、羽織の紐に使われている伝統工芸品です。そこで、孫に髪飾りを買いました。
少し先に‘伊勢型紙’の店があった。美濃和紙を柿渋で貼り合わせ、彫刻刀で模様を彫る。江戸小紋など着物を染める時の型紙です。
額にしたり、ファイルや栞などの美しい小物が沢山ありました。
‘赤福’本店の大看板の店には、人が溢れていた。
300年前からこんなに繁盛してきたのだろうなあ!と、思った。安くて、美味しいものは皆な好きですもの。
通りを挟んだ一画の赤福さんが作った‘おかげ横丁’は、食べ物屋さんが多く、若い人が多い。商売のこつを心得ているんだなあ!とまたまた感心した。







百五銀行も郵便局も、古い建物の装いのまま営業していた。

お伊勢参り Ⅲ

内宮の前広場は、バスや車で迷子になりそうだった。
鳥居の丸柱の太いこと!五十鈴川に掛かる‘宇治橋’を渡って入って行った。この橋も20年毎に取り替えるそうです。少し離れた所で、もう工事は始まっていた。
別宮や神楽殿を見ながら、奥までかなり歩いて、天照大御神の祀ってある正宮まで、石段を登って行った。木々が美しく立派です。
社殿は古来の建築様式でヒノキの素木で切妻、高床式、屋根は萱で葺き、屋根の両端に千木がそびえていました。
高い垣が張り巡らしてあり、千木が見えるが、入り口は閉じられて、白絹の幕が風に揺れていた。
奥に入るには、脇の建物で記帳し、お金を納めて、中から神官が迎えに来て、何度もお辞儀を繰り返して、ゆっくり入って行く。「撮影禁止と書いてあるぞ!」と言われた。
仕方ないので、皆いくらくらい払っているのかなあ?と斜め横から見ていた。
そのもっと奥にも、建物があるらしい。聖域らしい雰囲気に満ちている。
上空からの写真は、周辺に森が広がるばかりだった。

2012年6月6日水曜日

お伊勢参り Ⅱ

内宮に向かって走ると、皇学館大学と道を挟んだ奥に、神宮徴古館と農業館がありました。
農業館には、古来の農業・水産・林業の資料があり、平等院鳳凰堂をモデルにした建物です。
徴古館はルネッサンス様式の西洋建築で、前庭はヴェルサイユ宮殿風で、遷宮の折りの品々や歴史を展示してありました。
年1500回を越える祭事があり、伊勢神宮を維持している静かで、大きな力を感じた。

お伊勢参り Ⅰ

新幹線を名古屋で乗り換えて、JR参宮線で伊勢を目指した。
こんな長距離を、江戸時代の人びとは歩いたのか!と驚きました。
駅の改札口に観光タクシーの運転手さんが出迎えて呉れていた。
「これから三日間宜しくお願いします。」とお互いに挨拶を交わし、まず‘外宮’からと森の入り口へ。

暗く鬱蒼と重なる木々の間から湿った風が吹いてくる。思わず後ずさりする思いだった。
伊勢市を中心に125もの社が点在し、広大な森が拡がっている。
外宮には、天照大神の食事を司ったという‘豊受大神’を祭ってある。
入り口の厩に馬はいなかった。敷地内のあちこちにも社があり、丁寧に観ていくと時間がいくらあっても足りないだろう。
檜の建物は苔蒸していた。20年毎に建て替えるというのに、この湿気ではなあと思う。
‘内宮’へ向かう御幸道路の両脇には、灯篭が続いていた。