2009年12月23日水曜日

寅年

 デパートへ出かけたついでに、来年の寅年の‘置物’を探した。どれも気に入らない。にこやかに笑って、右手で招いているのもあった。
諦めて食器売り場をブラブラしていたら、京焼の清水六兵衛窯の‘寅の箸置き’を見つけた。箸置きにするには大きくて、置物には小さいけれど気に入ったのがあって良かった。
今年の‘丑’は仕舞って、これを飾ろう!フィレンツェの文房具屋さんで買った‘虎’も飾ろうと思う。
 殷商時代の頃から、人々は十干・十二支を組み合わせて、様々に使ってきたらしいけれど、日本・朝鮮半島・ベトナム・ロシアに伝わり、今も生きている。干支で相性をみていたら、我が家は、「卯(木)は丑(土)を剋す」という‘相剋’すなわち‘凶’だったので、なるほど!と反省した。
 芭蕉翁は、甲子の年(1684年)に、故郷伊賀上野へ母の墓参へ行き、関西を尋ねて、「甲子(きのえね)吟行」を書き、後に「野ざらし紀行」としている。江戸を発つ時に、「野ざらしを心に風のしむ身かな」 と詠んでおられる。今年も押し詰まって、‘野ざらし(野に捨てられた 骸骨)’ という言葉が身に沁みた。  

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