2009年10月3日土曜日

クランベリー (ツツジ科) 和名 つるこけもも



花壇の植栽の日に、花苗を届けてくれた店から ‘クランベリーの苗’を戴いた。「水を切らさないで。蔓を挿し木すると増えますよ!」と言われた。
 育て方を調べていたら、水を切らさずに酸性土で、夏を涼しく過させる。ピンクの花が咲き、実は徐々に深紅になる。
 収穫が面白い。「高さ15cmくらいの木が、冠るほど畑に水を張り、揺すって、実が水面に浮かんだところを機械で掬い取る。」とあった。水は春まで抜かずに、越冬させるそうだ。北半球の寒冷地帯で栽培されている。
「北海道を旅した時に、沼地に点々と真っ赤な‘つるこけもも’の実を見たことがある。」 とSさんが話していた。
 「ナンタケット島のクランベリーの収穫」 イーストマン・ジョンソン(1824~1906)の絵を、見ていて思い出した。
今年5月に米東海岸へ旅行するつもりだったが、身体の具合が悪くて行けなかった。そのパンフレットには、「ナンタケット島を訪れて‘素晴らしいバスケット’も、お買い求め頂けます。」 と書いてあった。一個が 5~65万円もするんだ!と 驚いたっけ! 世界中のお金持ちの女性が欲しがる‘バスケット’も、その昔は、クランベリーを摘んで入れたり、生活の中で使われていたのだろうなア!と思った。

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