2009年11月12日木曜日

大地の恵み


 中学生の時の友人から、家庭菜園の取れたての野菜を送って貰った。ダンボールを開けると、有機農法で育てた数々の野菜が入っていた。手間を掛けた品々を前に胸が熱くなった。
 紅色の根っこのほうれん草・博多の雑煮に欠かせない‘かつお菜’・花柚・甘柿・艶々のナス・太ったさつまいも・美しく紅葉した柿の葉が数枚。ヤーコンとフェイジョアの食べ方のレシピ11枚。
 アンデスの秘境 ビルカバンバ 村で食べられているという‘ヤーコン’。初めて出会う‘フェイジョア’がある。
すぐにヤーコンを水洗いして、皮のまま齧った。瑞々しい優しい味がした。サイコロに切ってメイプルシロップをかけると‘水菓子’。又、千切りして胡麻油で炒り、オイスターソースで味を付けて、胡椒と摺り胡麻をまぶしたら 「これいけるよ!」と言った。明日は、かき揚げにして、ハーブ塩をかけてみよう。
5cm程の‘フェイジョア’は深い緑と可愛い形。マダカスカル島のアイアイの様に、両手指で持って齧った。残りの200gは皮つきのまま輪切りにして、同量のリンゴ酢と氷砂糖に漬けた。柿の葉は、水分を飛ばしてパウチして栞にしよう。秋の恵みをこんなに重く受け止めたのは久しい。

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