2010年5月9日日曜日

こころみ学園


 足利フラワーパークから車で30分の所の‘ココ・ファーム・ワイナリーで、お昼を頂いた。
この山間の地は、50年前に、足利の特殊学級の先生・川田昇氏が買い取って、お仲間と子供達と共に開墾されて、葡萄を栽培してこられた。
当時、親が人目から隠すように、労って育てる中学生の手が、柔らかいのに気づいて 「これでは自立できない!親はいつまでも生きてはいない!太陽のもとで!」 と思われたそうだ。
現在、平均年齢50歳で130名が暮らしている。
「園長は91歳で御健在で、お酒が大好き!」 と醸造所を案内してくれた青年が、笑って話して下さった。
傾斜度38度(スキーのジャンプ台の傾斜は35度)で厳しい作業となるが、水はけが良く、日照時間は長い。     良い葡萄があって、美味しいワインが出来る!と醸造家ブルース・ガットラブ氏は、この地に惚れ込み共にワイン作りをしている。
森林の整備・椎茸の完全無農薬の原木栽培も。
 楽しい事、素晴らしい事があった時の‘お祝いの酒’
スパークリング・ワインも多く作られている。
沖縄サミットの時の乾杯に使われたそうです。
雨の一日だったけれど、おみやげは、手ごろなお値段の‘農民ロッソ(赤)’です。

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