2010年11月6日土曜日

樹木医

 川口市のグリーンセンターは、植物園、公園、動物園、プール、子供の乗る蒸気機関車、茶室、池の辺りには蛍、カワセミも住んでいる広大な施設です。季節の花が咲き、何時行っても楽しめる。
その中で、樹木医の和田正人氏の講座があったので出かけた。園内は遠足の子やママたちなどで、「今日は2000人入っています。」と言うことだった。菊花展もしている。
 お話は、今年3月10日の鶴ケ岡八幡宮の大イチョウの倒木の事例、市内の100年以上の大ケヤキの治療の話、木の15ポイントをチェックして、健康度を出すこと等と詳しくて難しい。
外へ出て、園内を里山に見立てて10項目を当たりながら話される。釣り竿で作った物で、高いところを指される。途中で市の緑地課の人がチェーンソーと草払い機の実演をされた。私は花壇のことばかり頭にあったが、これからは樹や町全体も見なければと思う。
質問は木に付く茸、害虫、枝を切る場所、時期、切り口の治療、木の周りの土、炭疽病、など皆んな真剣。
講座室に戻って 「森林の遷移」について話され、「武蔵野の雑木林をとりもどしたい!」と 仰有った。
講座が終わり外へでると、夕方5時の園内は人影もなく寒々しかった。

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