2011年5月14日土曜日

 谷中の墓地から通りへ出ると、谷根千(谷中・根津・千駄木)散歩の人々が増えた。谷中は寺の多い町です。
長安寺の‘門被りの松’を見ながら入って、座ってしばらく休んだ。
歩き出して角を曲がった先に長い塀が見えた。塀の中の家は洒落ているけれど、塀には瓦を嵌め込んであって、留め瓦も使ってある。「古い家を壊して、新築する時に瓦を塀に残したのかしら?」と話しあった。

 博多の住吉神社の北にある‘楽水園’を訪ねた時の‘博多塀’は石や瓦の欠片が埋めてあり珍しかった。博多祇園山笠が出発する櫛田神社の塀も面白かった。
戦国時代の戦乱で廃墟となった博多の町を秀吉が復興する時に、焼け石や焼け瓦を使ったという‘博多塀’を再現してある。写真をアップしようと4年前のものを探したけれど、楽水園の本格的な茶室や野点ての様子や滝や池ばかり。確かに博多塀を撮ったのだが…。

0 件のコメント: