2011年11月5日土曜日

カンツオーネと書

 カンツオ-ネの歌手青木純さんが、瀬崎竜彦さんの書から受けたイメージで沢山の歌を披露して下さった。
国立音大声楽家卒業後、イタリア留学、2005年10月に‘カヴァレリエーレ勲章’を受けられたそうです。
瀬崎竜彦さんは6歳の時に書を始めて、自閉症で話はされないけれど、その純真な心のままの墨の表現は心打たれるものがありました。
ピアノはハイデルベルグ・マンハイム音大へ留学後、多方面で活躍中の木住睦子さんでした。
映し出される竜彦さんの書のイメージを受けて歌われる。
「翔」では「ヴォラーレ」を。「清風明月」では「サンタ・ルチア」。「千風」では「チャオ・チャオ・バンビーナ」。「舟」では「ゴンドリゴンドラ」。「黒」では「黒猫のタンゴ」。日本で流行ったけれど、この曲はイタリアの子供の曲だそうです。「僕はワニを君に上げたのに、君は黒猫ではなく白い猫をくれた!僕は黒猫が欲しい!」と繰り返す楽しい歌です。イタリア語は解らないけれど、3度‘ビアンコ’が聞き取れた。イタリア旅行中の食事の度に‘ビアンコ!’と白ワインを注文したから。
「香」はオレンジの香りを思い出して、「帰れソレントへ」。書き出すと歌は自分の中で思いを膨らませながら歌うんだなあ!と思う。
夢・盥・木・騎・亀・兎・風・花・海・秋桜・枯・雲・笑・無限では「アルディラ」を歌われた。
会場の大田文化の森は元大田区役所だったそうです。時間があれば、文士村や大森貝塚碑を歩きたかったけれど、秋の陽は釣瓶落とし、外はもう暗くなっていて、上島珈琲店で友人とお茶しながら、もう一度‘書と歌’を思い出していた。

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