2012年7月18日水曜日

上野公園の東京都美術館

大正15年に出来た‘東京都美術館’は今年4月にリニューアルしたばかりです。
友人の書が、今年も「毎日書道展」に入選したので、友人達と連絡を取り合って、見に行きました。
近づくにつれ、炎天下の行列が続いていた。「書道展ってこんなに人気があるのかしら!」と、列に並ぼうとしたら、「シルバー無料デー・現在90分待ち」と看板が立っている。
案内をしている人に「チケットを持っているのですが!」と見せると 「アッ!書道展は、真っ直ぐ行って、地下の入り口から入ってください!」と言われた。
‘マウリッツハイス美術館展’のフェルメールの‘真珠の耳飾りの女’を観ようとする人々の行列だった。

‘青い壁の入り口’から、集まった友人達と様々な説明を聞きながら、ゆっくり書道を観ました。
友人は、藤村の「千曲川旅情の歌」を書いていた。「‘懐古園’へ行ってから、その心を乗せて書きたかったけれど…」と言っていた。
同じ教室の方もおられて、その方の書「青葉の笛」 大和田建樹 詩を説明して頂いた。一の谷の戦いで敗れた平家を詠っている。
http://www.youtube.com/watch?v=VBT7IFzi9eA
2時間くらい観て、ティールームへ移動して、水を飲んでホッとしました。
コーヒーとケーキで、6人のお喋りは、盛り上がりました。
‘マウリッツハイス美術館展’を記念したロッテルダム近郊ゴーダの伝統菓子‘ストロープワッフル’は、数が多いと、焼くのに時間が掛かるようだった。まだ食べたことがないので、残念でした。
帰り、出口のモニュメントには、夕方の色が映っていた。
上野公園の珍しい交番の建物を見ながら帰りました。

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