2013年12月14日土曜日

クレラー=ミュラー美術館(オランダ)展

国立新美術館へ新印象派の作品を見に行きました。
友人がチケットを送ってくれた。「年の瀬が押し詰まってきたので、それぞれで、暇をみつけて行こう!」と暖かい配慮です。待ち合わせたり食事をしていると時間をくう。
オランダの実業家が収集した作品の内、100点が来ていました。
印象派の技法を点描にまで突き詰めたスーラは31歳で亡くなっている。仲間のP・シニャックの作品が多かった。
スーラのそれより長い筆触です。絵葉書は‘マルセイユ港の入口’です。
この美術館はゴッホの作品を87点も持っている。ベルギーとオランダへも影響を与えて、モンドリアンの時代へと推移していく。
美術館はいつも老人で混んでいます。一人で、のんびりとコーヒーとパンを食べてから、初台のオペラシティーへ行った。
‘日本の近代音楽の150年’展は、幕末から明治、大正、昭和、戦争と戦後、21世紀までの楽器、楽譜、音源、写真と295点も集めていました。
貴志康一がベルリンから父に宛てた手紙もありました。
浦賀へ上陸したペルーの軍艦とともに軍楽隊も、人々を驚かせた。その頃医療伝道師として、やってきたJ.C.ヘボンの塾で歌われる讃美歌の歌声も驚きだったようです。
手書きのオーケストラの楽譜や様々な楽譜は、美術品のように思えた。
オペラシティの庭には、クリスマスツリーとそれを見上げるモニュメントがあった。
12日には、美智子皇后陛下もお見えになったそうです。
頭がクラクラするくらい疲れたけれど、心地よい一日だった。

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