2013年12月18日水曜日

さざんか さざんか 咲いた道

誰でも知っている小学唱歌‘たきび’の作詞は、巽聖歌(たつみせいか)という方です。
何気なく歌っていたけれど、岩手県出身なので「北風ぴ~ぷ~吹いている」という表現が自然だとか、北原白秋に師事していたとか、全国の学校校歌を作詞しておられたとか、新美南吉と親しく、亡くなる時には、全ての作品を託された方だったとは、知りませんでした。
近くに山茶花の垣根があるので、たき火はしないけれど、歌いたくなります。
数年前に‘チャドクガ’に刺されて、酷いことになった。
茶の木・椿・山茶花に発生する毒針を持った虫です。針の先が食い込むと抜けないらしい。
暑い頃だったので、顔や手のみならず、身体まで刺された。手で払った先のえり首から、袖口からも入り込みました。
強力な虫なので、専門業者に2度にわたって、薬を撒いてもらった。
11月頃から、花は美しく長く咲いています。
美智子皇后陛下は「山茶花の咲ける小道の落ち葉焚き童謡とせし人のいま亡く」と詠んでられる。
明治38年に生まれ、昭和48年に68歳で心不全で亡くなられている。

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