2012年1月12日木曜日

餅花

 昨日鏡開きが終わり、もう小正月が近づいてきた。
花屋さんの店先に枝垂れ柳につけた‘餅花’を飾っていました。白とピンクの餅が美味しそうで可愛い。五穀豊穣を願って作られる。
今は最中の皮のように出来ていて、水に濡らして、枝に両方からくっつけるのもあるのだとか!
1月14日というと、仙台市北の丘にある大崎八幡宮の‘どんと祭り’を思い出す。
門松・注連飾り・古神札・書初めなどを焚き上げる祭りで、厳寒の日没から、白はちまき・白さらしの締め込み・白足袋・わらじで、口には和紙をくわえ、右手に鐘・左手に提灯を持った行列が夜中まで続く。
静かな街を、チリンチリンという鐘の音を響かせて、沈黙の行列が歩くのは、ゾクゾクするくらい美しかった。たまに混じる若い女性の白さらしの肌着姿も美しい。
裸参りは平成17年市の無形民浴文化財に指定されたそうです。

2 件のコメント:

Susumu さんのコメント...

東北地方のお祭りはこの季節だといかにも寒そうですね!

つるばみ さんのコメント...

寒いのなんの!シバレルという言葉を知りました。冬は洗濯物も家の中に干しておりました。
北海道も寒そうですね!でもグチを聞いたことがありません。
新入社員や仙台へ転勤した若い人は、社命で参加するのだとか!息子が東北大学のボート部の頃、部の人たちと裸参りをしたことを、後から知りました。