2013年6月8日土曜日

河鍋暁斎の能・狂言画

利休庵で食事を終えて、店を出る時に、帳場に座っておられるご主人に声をかけた。
「ご馳走様でした!表にあるポスターの「河鍋暁斎展は近くですよね?」と。 
「有難うございました!そうですよ!あっ!これからお出でになるなら、これをお持ちなさい!」と引き出しから招待券を3枚も、出して下さった。「ま~嬉しい!有難う御座います!」とお礼を言った。
皆で、中央通りを渡って、ぞろぞろ歩いた。
昭和4年に竣工した三井本館はヴェネチア産の大理石を使った重厚な建物です。
その隣の日本橋三井タワーは、平成17年竣工・地上39階・地下4階のピカピカの建物です。その7階(三井記念美術館)へ上がった。
エレベーターの中も美しい。館内の壁のマホガニー材は、上質な雰囲気を醸し出している。
チケット(70歳以上は900円)を買い足して入り、鑑賞しました。
河鍋暁斎の筆は躍動感があり、江戸末期から明治への移り変わりの中の人々を、確かに感じさせる。
能や狂言の楽しさも伝わってくる。

http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input%5Bid%5D=80093

曾孫の河鍋楠美先生は、眼科を開業のかたわら、自宅を美術館にして、暁斎の膨大な資料を、広く、意欲的に紹介しておられる。
幽霊を描いて有名だけれど、それだけで終わらせたくない!という話を伺ったことがある。
うちが近所なので、とても近しい感じを持つ。白内障予防の目薬も貰いに行く。先生はもう80歳くらいなので、医院には、若い先生方が何人もおられて頼もしい。
月1回の「暁斎友の会」へ、次回から参加して、もっと知りたいなあと思った。




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