2012年6月11日月曜日

有松絞り

「旅行の帰りに寄ってね!運動会もあるし!」というので、名古屋に住む娘の所へ寄りました。
名鉄で有松の町を訪ねた。
江戸時代に東海道を行き交う人々に、三河木綿を藍で染めた手ぬぐいは、人気があり、おみやげに売れたそうです。白布に紫露草の青い汁で下絵を描いて、絞り括った布を染める。その括り方は、100種類もあるとか。女の子は、7歳から絞りを習ったのだとか。
通り沿いには、繁盛した商人の豪壮な町屋が多く残っている。屋根は切妻造りが多く、直線的ですっきりしている。黒漆喰塗り、黒板塀など落ち着いている。
絞り会館が閉まっていたけれど、入っていくと、「昨日まで‘絞り祭り’だったので、今日は何処も休んでいますよ。」と言われ、資料を下さった。
どおりで、駅に降り立った時から、静まり返っているはずです。それでも開けている店があり、様々な絞り染めの布で作った小物作品も売っている。浴衣は、涼し気で上品です。ワンピースも美しく涼しそう。高いので買えなかった。
住宅もビルも、町並みに合せた黒と白が多い。塾も小学校の門塀も江戸時代風でした。
桶狭間は近いらしくバスが出ていた。

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